72スレ目『おバカ少女はクズ』 ページ31
それは素晴らしい悲鳴だった。……遠くからも、何か悲鳴の合唱が聞こえた気もするが。
花宮は面白いくらいに震え怯え、直後、般若のような恐ろしい顔をした。
その様子に満足したのか、今吉サンは踵を返す。
「ほな、ぼちぼち帰ろか」
「オイ待てテメェ」
当然、花宮がそれを許さないわけで。
一つ上の先輩だということも忘れ、花宮は棺から降り、ガッシリと今吉の腕をつかむ。
めっちゃどす黒いオーラ出てる。
「わーん、花宮くんこっわーい☆そんな般若のような顔しとったら、白雪姫には当分なれへんで?」
嫌味たっぷり。さすが今吉!そこに痺れもしないし憧れもしないけど!!
「あぁあ?んなもん知らねえよ。テメェ、俺に何を……」
もう年上を敬うという余裕は無いらしい。そもそも敬っていたのかすら怪しいが。
「おっと、ワシを呼ぶ声がー行かへんとー(棒読み)」
今吉サンは花宮の腕を振り払い、全力ダッシュをした。
花宮も追いかけようとしたが、残念ながらドレス姿で追いかけるのは至難の業だ。
「あっ、ちょ、待て!!!おいそこの馬鹿女!アイツを止めろ!」
「この空間に馬鹿な女の子はいませんがぁ??花宮姫ぇ???」
そうこうしている内に、今吉サンはどこかへ行ってしまった。
「くっそ、相変わらずムカつく態度しやがって……!って、何で俺はこんな格好してんだよ!ここどこだ!お前らは何をしている!?」
「今更?あっれれ〜、頭が良い設定はどうしたんだ?ほら、自前のIQで考えろよ〜、ほらほら」
「……」
▼オタマロが 激おこぷんぷん丸から 激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームへと 進化した!
「あはは〜喧嘩で勝てると思うなよ??俺の神☆テクニックなケンカ技には勝てねえよ?」
「でもそんなことしたら、誠凛のバスケ部の評判が下がるんじゃないのか?」
目が死んだ奴が指摘した。
でも、俺はその指摘が不思議だった。
「え?相手と見たやつは片っ端から記憶飛ばすから平気じゃね?現に俺、そうしてきた」
「「「(不良だ……)」」」
「は、花宮。俺が一応説明してやるよ」
「……ザキ、お前はこの中の唯一の良心だな」
「「「俺は?」」」
「お前らは論外だ」
そして説明云々。
ちなみに言っとくけど、花宮の女装恐ろしいほど似合ってない。
〜〜〜〜〜
久しぶりの葵花たそ〜!
忘れていたクズ設定持ってきたよ〜☆ドゥルルルルル≡(卍 ^o^)卍
73スレ目『おバカ少女とマネージャーの努め』→←71スレ目『厨二病少年の微笑み』
121人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真鶴 - お久しぶりです!学校のこととかで返信おくれて本当にすみません!私のまわりはけっこう腐の子多いですよww (2015年12月12日 20時) (レス) id: 9111b365ad (このIDを非表示/違反報告)
まこちー。@元:檸檬♪(プロフ) - お知らせ:もうそろそろ一気に更新します〜。明日か明後日くらいかな? (2015年12月12日 1時) (レス) id: 938da080e1 (このIDを非表示/違反報告)
ハク - 赤司君何やってるの((((゜д゜;))))って思った私は悪くない!(キリッ)こちらこそ遅れてすみませんm(_ _)m私の周りには黒バス好きな人いないんですよ〜腐女子的な意味でwww (2015年11月23日 21時) (携帯から) (レス) id: 68cf70fc9b (このIDを非表示/違反報告)
まこちー。@元:檸檬♪(プロフ) - 涼花さん» コメントありがとうございます〜(^o^) 応援嬉しいです!身にしみます……!これからも亀更新になりがちですが、頑張ります!ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ (2015年11月22日 19時) (レス) id: 938da080e1 (このIDを非表示/違反報告)
涼花 - 面白いです!これからも頑張って下さいね〜! (2015年11月22日 9時) (レス) id: c34fb149ec (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まこちー。 | 作成日時:2015年4月12日 15時