【テニスの王子様】〜英国式庭球城決戦〜

9story ページ10

ﾊﾟｺｰﾝ

「うわぁ」


ﾊﾟｺｰﾝ

「ぐわぁ」



桃「あばりたりねぇな、あばりたりねぇよ」


越「まだまだだね」


かなり息が上がって体力も限界なはずなの
一人一人倒していく桃とリョーマ

私は2人の後ろから見てることしかできない




すると
他の人達とは違う
1人の男の人が前に出てきた


越「ふーん。アンタがボスってわけ？」


「･･･」


男の人は何も答えず
ボールを打ち出した


ﾊﾟｺｰﾝ


越「ｸｯ･･･」



リョーマが止めた


けど、ボールは止められたりも関わらず
ラケットの上で回転している


越「重いっ･･･」


ﾊﾟｷ



ガットが切れて
ボールはラケットを通り越した


越「うわぁ」


『リョーマ!!』


倒れたリョーマに私は駆けつけた


組織のリーダーは素早くコートにおりて
またボールを打った



ﾊﾟｺｰﾝ



桃「あぶねぇ!!」


桃は私たちの前に立った


桃「うわぁ」


ボールは桃の顔面にあたって
桃はうしろに倒れた


越「桃先輩!!」


『桃ー!!もうやめて!!』


集団に叫ぶけど聞く耳もたず
観客席側からの男の人ボールをうった


「終わりだっ!!」


『っ!!』


ボールにぶつかる!!


咄嗟に目を瞑った






あれ･･･



ボールがぶつかってこない･･･




閉じていた目をあけると
私たちの前には知らない男の人が立っていた


『え･･･』


横にいるリョーマも驚いている



「裏切り者がよく俺の前から姿を見せられたな。シウ」


「キース･･･。相変わらずやり方が汚いぜ」


「死に損ないが命乞いでもする気か」


キ「お前は黙ってろ。ピーター」


ピ「なんだとっ!?」


キ「正義感を気取ってるつもりか。
あとで後悔することになるぞ」


シ「どう後悔するんだ？」


キ「二度とラケットを握れない体にしてやる」


シ「奇遇だな。
俺も同じことを言おうと思っていた。
お前を二度とテニスができない体にして
ぶっ潰す」


キ「どちらかが消えない限り俺達に終わりは
ないようだな」


シ「あるいはどちらもな」


越「??」



キ「消えるのは･･･お前一人だっ!!」


ﾋｭｯ


ﾊﾟｺｰﾝ


シ「フッ」


ﾋｭｯ


ﾊﾟｺｰﾝ



ビュィィイイン



男の人達が打ったボールがぶつかって
強く光りだした




「コシマエー!!」


光がなくなってまた暗くなっら
遠くから金ちゃんの声がした


キ「命拾いしたなオチビちゃん」


越「ムﾂ」


そう言って謎の集団は去っていった

10story→←8story

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す