【テニスの王子様】〜英国式庭球城決戦〜

8story ページ9

手塚side


ｼｭｯ

ｼｭｯ


ﾊﾟｺｰﾝ

ﾊﾟｺｰﾝ



手「フッ･･･」


ﾎﾞﾝ


ﾎﾞﾝ



左右から打ってきたボールを
地面に打ちつけた


「さすが、日本でも1、2を争うプレーヤー
のだけのことはあるな」


手「･･･」


何者だ


何故こんなことをする


俺はそう思いながら謎の集団をみる



「手塚君!!」


汗をすこしかきながら
四天宝寺部長白石が走ってきた


白「悪いけどまぜてもらうわ」


手「手助けは必要ないが」


白「手助けちゅーか人数増やしてもうた･･。
堪忍やで」


白石を追いかけてきたか
一気に集団の人数が増えた


俺はラケットをかまえた

手「油断せずにいこう」









手「ハァ･･ハァ」


白「ハァ、ハァ
この人数やとちょっときびしいな･･･」


俺も白石と同じだ


この人数と2人で相手するのは
体力の消耗がはやい




ｼｭｯ


ﾊﾟｺｰﾝ


すると1人がまたボールを打ってきた



俺は白石をどかし

打ち返そうとした



ﾋﾞｭｨｨｲｲﾝ


ボールの音が違う


それに、このボールは･･･!!



ｽｯ


俺はボールを横に避けた


ボールはフェンスに引っかかった



「手塚ー!!」


「白石ー!!」


遠くから俺達の名を呼びながら
大石達が走ってきた


それに謎の集団は逃げるように
どこか走っていった



大「大丈夫か!?」


手「あぁ」


白「あいつらたいして俺らと歳かわらん
みたいやけどどこの学校や」


菊「氷帝の宍戸や立海の切原も
襲われたみたいだよ!!」


ｶﾁｬ


フェンスに引っかかっていたボールを取った


白「このボール普通のテニスボールやないな
大きさも違う」


手「これはリアルテニス用のボールだ」


不「リアルテニス･･･」


手「･･･」


俺はあたりを見渡した


手「越前と桃城はどうした？」


河「2人ならまだ帰ってきてないんだ」


大「それにAもいないんだ！」


手「何!?」


不「とりあえず、越前達のとこに行こう!!
もしかしたらAもいるかもしれない」


全「「あぁ/おぅ」」





無事でいてくれ


越前


桃城


A!!



　

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