4話 ページ4
櫻井「ここできちんとひいて、専務秘書として頑張ってくれるなら、解雇しないで済むんだけど、どうする？」
〇〇「、、、やめます。社長のそばにいられないなら、やめます。失礼します。」
二宮「あーあ。疲れた。悪いね。変な所見せちゃって。」
貴方「いえ。」
櫻井「引継ぎ資料は後で渡すから。」
よかった。
貴方「ありがとうございます。では。」
あ、もうお昼の時間か。
ローストビーフ丼買いに行こう。
おなかすいた。
＠移動販売車
よかった。まだあった。
貴方「すみません。ローストビーフ丼一つください。」
店員「はい。あ、今日は涼宮さんが好きなピクルスありますよ。」
貴方「本当ですか？じゃあ、ピクルスも一瓶ください。」
店員「はい。どうぞ。」
貴方「ありがとうございます。」
おいしそう。
貴方「いただきます。」
相葉「あ、涼宮ちゃんだ。久しぶりです。」
あ。
貴方「相葉課長、お久しぶりです。」
この人は営業部のエース相葉課長だ。
うちの社の立ち上げメンバーの中の一人だ。
まあ、後の二人はまた今度。
相葉「聞いたよー。社長秘書になったんでしょ？」
貴方「はい。」
私もさっき聞いた事なのに、もう知ってるのか。
人の噂は広がるのが早いな。
相葉「ニノって、一見わがままに見えるかもしれないけど、色々考えて動いてるから、わかってあげてね。我慢しすぎちゃうところあるから。」
そうなんだ。
いいこと聞いたな。
貴方「はい。気をつけます。」
相葉「ありがと。ニノのこと、よろしくね。」
貴方「はい。」
ーーーーーーーー
貴方、相葉「ごちそうさまでした。」
相葉「じゃあ、俺そろそろ行くね。バイバイ。」
貴方「はい。失礼します。」
よし、引き継ぎ資料を急いで作らなきゃ。
ーーーーーーーーー
櫻井「お疲れ様。お先。」
貴方「はい。お疲れ様でした。」
残ってるのは私だけになっちゃったな。
ちょっと行き詰まっちゃったし、少し社内を歩いてくるか。
あれ？
まだ、誰か残ってる？
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作者名：りりか | 作成日時：2020年6月16日 14時
