【黒バス】帝光主将コンビに愛されて。~3~ (ページ39)

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89　私のせい? ページ39

その後海常を0点で抑え、圧勝。

敦と約束してたから行こうとしたら陽和ちゃんに呼び止められた。

「……本当に迷惑なのは中学から変わってないよね。まだ媚び売ってるの?」

『媚び…?私売ってないよ?そんなめんどくさい事しない。』

「いつもめんどくさいめんどくさいって…いつか皆離れていくわよ。」

『もうあの頃の皆は居ない。皆で笑ってバスケをするなんて。もう無理かも知れない。』

「……あんたが悪いのよ。征ちゃんもAちゃんのせいで変わったんだよ!!いい加減分かってよ!!」

『………私…のせ…い…?』

「今頃気づいたの…?本当。馬鹿じゃないの?皆に迷惑かけてる事くらい気づきなさいよ!!」

『め…いわく…』

「もう。居なくなって。私の好きな人達を私から奪わないで。」

そう冷たく言われてスポドリをかけられた。

頬に流れる物が涙なのか。スポドリなのかも分からない。

自分のせいで皆が変わった。

個々の才能が強すぎてチームプレーを諦めたからだと思ってた。

私のせいだった?

私が何も出来なかったから。

私が皆をバラバラにした…?

『ごめんなさっ…い。』

「謝ったって許されない事くらい分かってるでしょう!?」

『…………』

「もう戻れないのよ。じゃあね。もう良いから消えて。」

体育館倉庫に閉じ込められて鍵をかけられた。

私が悪い?

私が何もしなかったから?

あぁもう駄目だ…

何も考えられない。