【黒バス】女遊びをやめた赤司君は彼女が好きすぎて困っているようです。

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デート当日







あ「やばっ！遅刻しそう！」







髪のセットしてたらめっちゃ時間経ってるし！




征くん待たせちゃう！








＊








あ「せっ征くんっ！！」







赤「あ、A」







あ「う"ー…ごめんね。待った？」







赤「めちゃくちゃ待った」







う、嘘っ！？






あ「うっ…ごめんなさいっ」







赤「ってのは嘘。今来た所だよ」








あ「よよよよ良かったぁ…！」







征くん変な嘘つきすぎだよ…。




でも良かった〜。







赤「じゃあ、ケーキ屋さん行こうか」







手を差し伸べてくる征くん。




わわわ…こうゆうの慣れてないからな…。







あ「…か、カレカノっぽい」







赤「ははっ、ちゃんとカレカノだよ」








ぎゅっ






あ「…っ」






征くんの手は、すごくあったかかった。








＊







あ「すごい行列…」






さすが人気店…！








赤「……」







あ「…征くんどうしたの？気まずそうな顔して」







赤「なんか…周りがうるさくて…」








周り？




私も周りの会話に耳を澄ませた。









「見てみて！イケメン〜！」



「彼女持ちか〜、おしい！」



「彼女の方も可愛んですけどぉ！美男美女じゃん！」







「おい、あの子かわいくね？」



「ばっか、イケメンの彼氏いるっつーの」



「ってかお前は顔的に落とすのは不可能な」









あ「せ、征くん」







赤「ん？」







あ「私たちの事じゃないよね？ほら、前にもご夫婦がいらっしゃる」←







赤「だと、いいんだけどね…」








この周りの騒ぎが、店内ではもっと凄くなることを私は知らなかった。






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