【カゲプロ】僕が君に甘くする理由 「カノ」番外編

2話 ページ2

暑い暑い…！



先生「佐伯…お前どしたんだ？そいつ」

まあそうなるだろう

カノ「先生！僕たち付き合ってるんですよ！知らなかったんですか」


先生「いや、そこも驚くけど…前は」

たぶんもっと冷たかったと言いたいんだろう


あ「…」



カノ「もうさぁ…補修だるいから帰っていいかな」


あ「そういう問題で帰っちゃダメだろ」


あれかな…可笑しいのかな


この子



カノは指でペンを回しながら僕に引っ付いてる


離れてほしいんだけど


暑い…まじで



カノ「僕ね、正直言って保健体育以外好きじゃないんだよ、保健ね」


いや、知らん


カノ「保健やろうよ、僕と先生はどっか行ってね、僕Aとするから」


と手でしっしっと払っているカノ

君、そこの人仮にも先生だぞ


あ「…カノ、なんで僕まで来なきゃいけないの」

カノ「僕一人とかやだもん、普通でしょ？」

あ「普通じゃねーよ」

なんで自分一人で行きたくないが理由に僕まで連れてくる…

カノはうつ伏せになって



カノ「…したい」


聴かなかった事にしよう



そういいながら僕の顎を掴んで



何故か出ていく先生



バタン


そのまま


あ「ええっ！？ちょっ///…んんっ」


いきなり唇に触れた柔らかい感触



キスされてるって気付いた時には


あ「ふっ…んっ///」


舌が入ってきて




カノ「…可愛いぃ…もっとしていい？」

なんてニヤリと微笑む



あ「…ダメに決まってるだろ」

カノ「あーあざんねーん」

なんていいながら勉強始めたカノ…


数時間後


カノを見ると



隣でスマートフォンいじるカノ


そしてニヤニヤと…



あ「何してんの」


カノ「ん？何って写真みてんの」


なんの写真だよ


そっと覗くと


あ「…カノ君これは何ですか？」

スマホに移る写真は僕が真っ赤に鳴りながら服がはだけた写真


カノ「え？盗撮したんだよ」


盗撮っていったよね…カノ…今


なんで堂々と盗撮とか言ってるの


可笑しいんじゃないのか

あ「消せ」

カノ「やだ」

言うと思いましたよ

あ「消さないと」

カノ「あっ…やばいアニメイト明日行くんだったよね」


あ「そうそう！そうだよツッキーのグッズを」


カノ「じゃあ明日楽しみだねぇ」

あ「うん！」

そうだよ！明日アニメイトだ

カノ「じゃあ帰ろうか」

あ「うん」




…



あ「…こいつ…上手く話変えたな…」


カノ「何の事かなぁ〜？」


あ「……もういい」



なんか乗せるのがうまいカノだった

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