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桃「あれ、お前さっきの、」
あ「こんにちはー…」
竜「なんだい?さっきも来たのかい?」
あ「はい、ちょっとだけ…」
……
竜「よし!今日は練習終わり!」
結局最後まで。
竜「どうだい?マネージャーする気になったかい?」
あ「いや、マネージャーする気は…」
竜「まぁゆっくり考えな!」
あ「あ、えっと。たぶんすることはないと思います。」
竜「え?」
あ「……さようなら!」
竜「?」
あんな間近でテニスなんか見たらしたくなるじゃん。
私は走って校門に向かう。
…
あ「ここどこ!?」
嘘でしょ!?このタイミングで迷子?
越「ねぇ。校門ってどこ?」
あ「ん?あ、リョーマ君!」
越「あ。」
なんとタイミングの良いこと。
あ「それが私も迷子で…」
越「……。なんだ。」
あ「ごめんなさい。」
越「まぁ歩けばつくんじゃない?」
そういってリョーマ君は歩き出した。
え、これ一緒に行っていいのかな!?
いや、一緒に帰るってこと!?
越「ねぇ、行かないの?」
あ「あ、行きます!」
…
越「あ、あった。」
あ「やっとついたー。……今日はありがとう!じゃあね!」
私は歩き出した。
…
ん?後ろにリョーマ君いるよね?
あ「あのー?」
越「俺んちもこっちなんだよね。」
あ「あ、そうなんだ!」
結局二人で帰ることになった。
あ「…」
沈黙気まずい。
あ「…えっと……越「ねぇ。」
あ「!…ん?」
びっくりした。
越「テニスしないの?」
あ「うん。もうしない。」
越「ふーん。テニス好きだと思ってたのに。」
あ「テニスは好きだよ?」
越「じゃあ何でやめるの?」
リョーマ君は前を見たまま歩く。
あ「えっと……」
越「まぁいいや。じゃあ。」
あ「え、あ、ばいばい!」
なんだろうこの気持ち。
私だってテニス好きだけど、
お父さんが…。
しょうがないじゃん。
…
あ「ただいま。」
父「遅かったな。」
あ「…うん。」
私はそのまま自分の部屋に向かう。
そしてベッドにダイブ。
"じゃあ何でやめるの?"
あ「何でって言われても…しょうがない。」
私は自分に言い聞かせた。
あ「お風呂入ってこよっと。」
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか?素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。それと変える→帰るです。 (2019年10月7日 0時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪華 | 作成日時:2014年11月3日 1時