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あ「ただいまー。」


父「A。どこにいっていた?」


ギクッ


父「まさか、またテニス見に行ってたのか?」


あ「そ、んなこと無いよー?」


父「…!またお前は。」


私は雨に濡れてびしょびしょだった。


父「わかってるだろうな。」


お父さんは私を進学校へいかせようとしていた。


あ「わかってる…。」


あ(わかってなんかないよ。私はテニスが好きなんだもん。)


部屋に戻り、私は勉強を始める。
といっても小学生だし。





次の日

今日はお母さんが入院している病院へ行く。

お母さんは私がテニスをすることに賛成してくれている。

お父さんのこともあって公式戦とかには出れないけど、すごく応援してくれてる。

あ「よしっ。」

お母さんにリョーマ君のこと話そう。

私は病院へ向かった。





あ(あれ、話し声が聞こえる…)


誰かがお母さんのお見舞いに来ている様子。


あ(ちょっと、盗み聞き〜♪)


母「…」


父「お前は分かっているのか!!」


ビクッ


あ「…お父さん?」


「月島さん!病院ですので…」


看護師の人が言う。


父「うるさい!Aは何度言えばわかるのか!もう一切あいつにテニスをさせるな!わかったな!!」


あ(え…?)


ガラガラガラッ


あ「…」


父「……チッ」


お父さんは出ていった。


あ「お母さん。」


母「A、来てたの。」


あ「お母さんごめんなさい…」


母「何言ってるのよ、私はAがテニスの話をしてくれるの好きなのよ?」


あんなに怒鳴られているお母さんを見るのは初めてだった。

小学生の私にとってはとてもきつい。


あ「お母さん、私テニス辞める。」


母「A…、テニスは続けなさい。」


あ「もういいの、私勉強頑張るから…」


お母さんは最後まで私を止めたけど
私は辞める決心をした。

結局リョーマ君の話をすることはなく私は家に帰った。

3*→←1*



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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか?素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。それと変える→帰るです。 (2019年10月7日 0時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪華 | 作成日時:2014年11月3日 1時

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