【探偵チームkz事件ノート☆夢の記憶が知っている】

episode3〜孤立〜（続き） ページ4

〜孤立 続き〜
俺は信じられなかった。

おい…、マジかよ。

ウソだろ…。

本当に俺だけかよ、95点台は！

何度も何度も見直しても、間違いない。

俺以外は、全員70点台。

身体中から力が抜けて、俺はその場に座り込んだ。

本当に信じらんねー。

どんだけ低いんだよ 学校のレベルは！

正直言って、食欲失せた。

でも、食べないと島崎さんに悪いから、なんとか立ち上がって、ダイニングにいった。

デッカいテーブルの中でポツンと1人で食べる。

美味しいけど、心から美味しいと思えない。

きっと、さっきのショックと1人という寂しさがあるからだ。

このままじゃ、ダメだ。

その時、フッと思った。

上杉たちに相談するのはどうだろう。

気分も晴れるに違いない。

でも、なんか気がひける。

男同士だと、ライバル意識があるから、言いにくいんだよな。

どうしようか。

アーヤに相談するのはどうだ。

アーヤは女だし、国語のエキスパートだから、きっと良いことを言ってくれるに違いない。

俺はスッキリとし、気分良くダイニングを出た。

アーヤから良いこと聞けるといいなと思いながら。

episode4〜相談することの大切さ〜→←episode3〜孤立〜

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