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episode 002 ページ4




夜、修造とSkypeと俺はある仕事中






pi …… pipi______


『 なあ修造ー日本にいた時さあ、花宮って選手見た覚えない? 』



「 ああ? 花宮? 確か花宮って……ああ、無冠の五将の1人だろ。 中学の時大会であたることもあったし、何せ1年でレギュラー張ってたからな 」



『 そっかあ、修造も知ってんだ、無冠の五将 』



「 そりゃあなあ、俺、帝光の主将だったんだぞ? それくらいの情報頭に入ってるわ 」





pi_________





『 いや、まず帝光ってどこ、知らないし俺 』



「 はあ……そうだ、お前は知らねえよな……帝光っつったらあれだよ、キセキの世代5人全員を輩出した全中優勝常連校な。 」



『 あー──キセキの世代、ねえ……あのさ、実際そいつらってそんな強いの? 』



「 ん……最近の事は知らねーけど、中学の時は少なからず当時の高校の奴らと戦ったら瞬殺するくらいのレベルには居ただろうな 」




tatatt_______




『 へえ……そっか、なら、……もっと凄く成長してたらいいなあ 』



「 その顔、またなんか企んでんだろ……てか、今何してんだお前 」



『 えー? とりあえず、各都道府県ベスト4までの選手データ貰ってる 』



「 もらってる……? は? 」



『 うん、とりあえず名の知れた有名諜報部員のPCの中身、そのまま俺のデータベースにもらってる 』



「 ……そうだ、お前はそういうやつだったな… 」



『 え、なに、1ヶ月も経ってないのにもう俺のこと忘れちゃってんの? 酷いなー修造くーん_____









セキュリティ、ゆっるゆるなんだよなあー






情報ってのはさ


勝利にも

基本的なプレーにも

そもそも試合を成り立たせるにも


選手生命にさえ


関わってくるっていうのに





出るわ出るわ、宝の山が





どんな業界にいても情報は命

それは変わらない





実際俺らの世界でも


観戦から得る情報量と

実戦から得る情報量では


圧倒的に後者の方がより質の高いものが手に入る







けど、そんなに手当り次第に試合積むなんてこと不可能だし

ぶっちゃけ実戦でも1回で獲られる情報はたかが知れてる








そうなったら、





やっぱりこれが

1番正確で、1番手っ取り早いんだよなあ──









『 修造、今俺ね、凄くわくわくしてんの────





  どうやって潰してあげよう、って




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東雲天音 - めちゃくちゃ面白かったです! こういう系が大好きです! なので続きが楽しみです笑笑 更新頑張ってください! まってます! (2016年4月11日 7時) (レス) id: 78fe38002b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:酸カク糖 | 作成日時:2015年11月27日 0時

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