四話 ページ5
それより、そのAさんの復讐したい相手って誰？
相手がわかればもっと詳しく、分かるはず
けど、流星隊を除いて…みたいなこと書いてあったよね。
流星隊はって。
なら、ほかのユニット全部？
それはありえないわ。
だって、とりっくすたーのみんながそうするわけないし。
……おかしい。
私が来る前……？
………なんで。
おかしいよ。こんなの
まあ、とにかくfineのみんなに話を聞こう。
じゃないと、ワカラナイ。
けど、聞くのが怖い。
私が来る前のみんなの物語を聞きたくない。
私のせいで、今までのバランスを壊したくない
英「あぁ…どうしたんだい？」
「あのっ…！天祥院先輩っ！」
英「…どうしたんだい？」
「……私が来る前の…いや、Aさんのこと教えてください…」
英「聞いてどうするんだい…？」
「…………」
英「じゃあなんの話にするかい？」
英「僕たちがAに冷たく接してた理由？本当の感情？真実？Aが死ぬとき？
それとも、Aが死んだ理由？」
聞いてるだけで耳が痛い。
「………先輩」
英「なにかな？」
「…私、あなた方のこと最低だと思います」
英「なら、この話を聞いてから言ってくれるかな。」
これは、数か月前の昔のような昔じゃない物語。
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作者名：メガネ＠ヤドカリ愛してるさん | 作成日時：2016年10月20日 21時
