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六話 ページ8

与えられてしまったぬくもり。


愛というなのぬくもり


哀というなのつめたさ




それを私の城は許さなかった






自分で愛をしって枷をはめた体


自分で哀をしって枷をはめた体






それは、彼を待ちわびる私をさらに締め付けた







いくつの日も彼を待って、永遠に城は私の終わりを許さなかった









皮肉にも窓の外は愛だった




夫婦、カップル、……すべて嫌だった






カーテンを閉めて涙を流して







紡ぐのは愛ではなくて、涙になっていた






それでも私は彼を待っていた







彼が再び私のところへ来てくれるひを

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作品のジャンル：泣ける話
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作者名：メガネ＠ヤドカリ愛してるさん | 作成日時：2016年9月20日 15時

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