キセキの世代？くだらない。【黒子のバスケ】

◇19…Heroinsaid ページ22

*





《in 体育館》




((ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ




貴方「全員集合」

赤司「みんな監督に集合だ」





体育館に入った私は
やや大きめな声で赤司に言った。

監督席に腰を下ろした私の周りに集まる
バスケ部一同。





貴方「…みんな練習ご苦労。
突然だが明日アメリカへ飛ぶ。いいな？」

全員「「……は？」」





私はキャプテンの赤司に
人数分のプリントを渡した。

その数わずか7枚。





赤司「監督。…枚数が足りないのだが」

貴方「いいや。ぴったり7枚だ」





私は足を組み、肘をついた。




貴方「赤司、緑間、青峰、紫原、黄瀬、
黒子とマネージャーとして桃井の7名で行く」

青峰「ははぁーん」

貴方「黒子。桃井を呼んでこい」

黒子「…はい」





私は黒子に桃井を呼ぶように頼んだ。

…桃井は黒子に好意を抱いているらしい。
それなら黒子を使った方がいいと
思ったからだ。





貴方「アメリカへ行かない者は真田先生に
練習を見てもらうように頼んでいる。
しっかりと基礎練に励め」

ｷｾｷ以外「「はい！」」






その後私はアメリカへ行く者だけを集めた。





貴方「集合時間は私の家に朝の3時。
泊まる期間は1週間。
後のことは明日プリントを配る。以上」

黄瀬「ず、随分と大雑把っすね…」

紫原「俺監督の家知らなーい」

貴方「赤司に聞けば分かる。
お前たち、今日はもう帰って
明日の支度をしろ」





それだけ言い残すと
私は体育館を去っていった。

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