第三十一話 男？女？ ページ7
(？視点)
周りがみんな、慌ただしく走り回ってる。
どうしてなんだろ？
『あの？すみません。
みんな、どうして走ってるんですか？』
真緒「あぁ、お前は昨日休んでたか。
今やってんのは、れっきとした学院の行事。
好きな人を捕まえろっていうやつなんだよ。」
『あ。ということは、好きな人を追いかければいいってことですね！』
そういうと、
真緒さんは何故かため息をついた。
『？昨日、なにかあったんですか？』
ビクッ
真緒さんは、わかりやすいくらいに肩を跳ね上げた。
真緒「ま、まぁな。」
ソー、と
目を横に向ける真緒さんに、
これ以上は、聞かないことにした。
真緒「ｺﾎﾝｯ！だ、だから
通常の授業じゃないから
荷物は教室に置いてこいよ。
まぁ、荷物を置いてく際に
好きなやつ、見つけたんなら
荷物持ったまんまでも構わんけどな」
そういって、真緒さんは
「俺も、好きなやついるから」、と
走っていってしまった。
それじゃあ、まず教室に向かうことから
始めましょう！
そう意気込んで、足を踏み出した。
・
・
・
・
《２年B組》
えっと
ここですね。
『それにしても...』
僕、人に会ってないような？
ど、どれだけ運がないんだろ。
荷物を置きながら、そんなことを考えていると
ｶﾞﾀﾘ、と
掃除用具から、音が聞こえてきた。
あっ。絶対、あそこに誰かいます！
僕は、掃除用具の前に立って
深呼吸をした。
(あ、あんまり、人とお話ししないので
緊張しますっ)
震える手を無理やり動かし、
掃除用具を、おもいっきり開いた。
そこにいたのは...
青い髪が腰まである、きれいな《男性》でした。
(え、えぇ！？お、男！？)
―この行事って、女の人が逃げてたり隠れてたりしてたんじゃ？―
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またまた、新キャラです！
更新遅れてすみませんでした！
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タマラ(プロフ) - ありがとうございます！そういってもらえるとありがたいです！更新は、自分の気分次第で書いていく方なので、更新が遅くなるかもしれませんが見てくれるとありがたいです！ (2017年9月9日 22時) (
レス) id: a68c92d3a3 (このIDを非表示/違反報告)
ダム - 鷹くん？(ちゃん)が個人的に好きなので･･･惚れそうです(ギャップ萌え)更新頑張ってください！！ (2017年9月9日 16時) (レス) id: 2ff503f88f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タマラ | 作成日時：2017年4月21日 10時
