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Aちゃんが遅いな、って思いながら広間でくだらない会話を聞いていた
藤堂「今日は目覚めが良かった」
原田「ジジくせえこと言ってんじゃねえよ平助」
藤堂「うるせーな!左之さんよりは若いわ!」
原田「なんだと!?俺だって新八よりは若いわ!」
永倉「ちくしょ…逃げ場所ねえわ俺」
はぁ朝からうるさいな、と思っていたところで、広間にAちゃんが入ってきた
一気に心が踊り始める
つい最近まで、魂抜ける暗い落ち込んでたのに、僕。
彼女に会えたことで元に戻れた
やっぱ君なしじゃ、
僕の世界は色付かないよ__________
なんて思ってたが、
僕の心の踊りを止めた人物がいた
その名も土方さん。
彼女の後ろで腕を組んでいる
…なんで二人、一緒にいるの?
様子からして、一緒に広間まで来たようだった
土方さんの自室と彼女の自室は反対方向だから、二人で鉢合わせして来る可能性はない
彼女の方から土方さんを訪ねることはないだろうし
…って事はやっぱり、土方さんが彼女を迎えに行って…なんかやった?
しかも、何だか二人とも雰囲気がいつもと違う
心なしか、二人の距離が縮まったような雰囲気だ
二人で何かあったの?
一気に負の感情が、僕を支配する
不安、嫉妬、怒り、
藤堂「あれ?土方さんAと一緒?」
原田「珍しいな」
土方「まぁな」
土方さんが答えない
本当の事を話さない。うまくかわしている
何があったんだよ
__________
彼女の方をちらりと見ながら食事をとる
土方さんと彼女の行動に重点を置きながら観察中
原田「やっぱお前がいると飯がもっと美味く感じる」
左之さんがニシ、Aちゃんに笑いかけた
てか地味に口説くなよ
A「え、あ、ありがとうございます」
永倉「本当そうだな!男だけで食べるのはよぉ、むさ苦しいっちゃありゃしない」
藤堂「…一番むさ苦しいの新ぱっつあんだろ」
「それより、本当に戻ってきてくれてよかった。嬉しいよ」
僕も負けじとAちゃんに話しかける
A「私も戻ってこれて嬉しい。またみんなと一緒にいれるなんて夢見てるみたいだ」
彼女は僕に微笑んだ
うわ〜…その顔反則だよ…
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斎藤ようこちゃん(プロフ) - はい。楽しみです。 (2015年3月16日 8時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» そんな言われると泣いちゃうんですけど…?((今日、更新しようと思っているので、また見てくださいね! (2015年3月16日 7時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - あなたのような作品書きたいです。大好きです。感謝です。 (2015年3月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» 春彦いいやつですね本当。毎回応援ありがとうございます! (2015年3月16日 6時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 夜神さん» そこは、永遠の18歳ということで←ババくせぇ。いつもみていただいてありがとうございます! (2015年3月16日 6時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ドラごん | 作成日時:2014年7月20日 15時