【薄桜鬼】めったに咲かない花＿僕らと君の満月日＿

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今日は満月の日だ



化け物騒ぎは大きくなっていって
色々な噂が飛び交った


都の騒ぎになっているものだから、
新選組も放っておけないもので。

新選組の幹部で満月の日＿＿＿今日の夜、出動する事になった




藤堂、永倉は楽しみだとはしゃぎ回り
原田はそんな2人を見て苦笑いをし

斎藤はいつもと同じように冷静

沖田は何故か、乗り気でないらしい。




「おい！てめぇら行くぞ」



＊＊＊



「んなの出てくんのかー？」

「俺に聞かれても困るなぁ…」

「確かになー左之さんに聞いても別に何にもだよなー

でもあってみてーな。化け物ー」


「…何も知らなくて悪かったな」



幹部は3つに別れて探索する事になり、俺は平助と見回りをしている




「…化け物が美人とかだったらどうする平助」

「……そ、そりゃあ、まぁ。

てか左之さん、んな事考えてて大丈夫なのかよ！」


「俺は常に美人の事、考えてるぜ！((」




くだらない事を喋っていると




「…ん？平助、あそこなんか見えねぇか？」



人の影が見えた



「…え？」

「待ってろ。俺ちょっと行ってくるわ」

「あぁ、了解」

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