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「…お前ぇ…っ」
「あー、ごめん。
俺なんかやっちゃったかなぁ?」
術…?
そうか、
僕は術をかけたのか
化け物だから術を使ったのか
それで
こいつの事を忘れてたのか
そいつは申し訳なさそうに眉を寄せる
裏を含んだ笑顔で
体が重い
頭がふらつく
体が倒れないように手をついて支える
お前は…確か…
南雲薫で…
…それでっ…
__あと少しで思い出せるんだ
あと少し
「あ、俺もう帰らなくちゃ。
帰るの結構大変なんだよねー」
「…待て…っ!行くな!」
霞みがかった記憶がある
なんだ?
なんなんだ?
お前は…
お前は…
__なにしにここに来た?
「また今度話そうよ、
ここの奴らにちゃんと見てもらうんだよ?」
__僕になにをした?
__僕はなんで術をかけた?
そいつは何故か逃げるように出口へと向かって行く
それを捉えようとするように
手を伸ばす
が
__ズキッ…__
「うあぁっ…」
待て…
いくなっ
突然の頭痛
痛い
視界が揺らぐ
手は届かなくて
「じゃあね、」
___ピシャン…
襖が閉じたのと
体が傾いたのは同時だった
………ドサッ………
雨は止まない
頭の中で雨音がこだまする
___ザァ…ァ
…か、おる…
は
ぼく、…の、なに
術…
…ぼ、くは人間じゃ、ない
僕は…
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裏切りというのは
ただの行為にしか過ぎない
『…行かないで』
場合により、軽いものや重いもの様々だ
あるときは
人の命まで奪う
『やめて置いて行かないで』
『私から大切なものを奪わないで』
どうせ、捨てられる
そう、
『捨てられる』
ただの消耗品に過ぎない
ただの道具に過ぎない
私が、僕が、一人で勘違いをしていただけ
大切にされてると思った
思ってた
ずっとこのまま続けばいいと思った
笑顔が絶えなくて
楽しかった
近づきたかった、だけなんだ
許してよ
ごめん。
悪かった
私が悪かったんだ
だから許してよ
始まりには、終わりがある
そうでしょ?
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あ、文章力落ちた\(^o^)/
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ドラごん(プロフ) - 黒月桜さん» あ、第二章続きますよ^_^ (2014年7月23日 22時) (レス) id: ee7dfc4505 (このIDを非表示/違反報告)
黒月桜(プロフ) - か....完結!? (2014年7月23日 20時) (レス) id: 18c213da58 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - わーい凄く楽しみです。 (2014年7月19日 15時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» 今頑張って書いていますので少々お待ちを!Σd(゚∀゚。) (2014年7月19日 15時) (レス) id: ee7dfc4505 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - わーい。第二章読みたいです。 (2014年7月19日 15時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ドラごん | 作成日時:2013年8月21日 1時