【黒子のバスケ】(ヤンデレ)狂おしいほど愛してる。2

洛山メンバー 2 リクエスト ページ12

視点 無し


「A。」


『な、なに？征十郎くん。』


「さっきまで体育館に居なかっただろう。どこに行っていた。」


『鍵を取りに行ってただけだよ。』


「誰とも会ってないな。」


『ちょっと生徒の一人とぶつかっちゃったけど誰とも会ってないよ。』


「ちょっと、征ちゃん。Aちゃんをそんなに問い詰めたら可哀想でしょ。」


「悪い。だが、心配なんだ。Aが他の誰かに触れられたり見られたりするのが。」


「それもそうよね。Aちゃん、ちゃんと眼鏡着けてる？その長い前髪も部活以外ではちゃんと垂らしてる？」


『は、はい。ちゃんと言われた通りにしています。』


「そう、よかったわ。」


「なーA。今度の練習試合勝ったらご褒美ちょーだいっ！」


『わ、私に出来ることなら…』


「じゃあ、キスして！」


「「！！！」」


「ちょっと小太郎！ずるいじゃないの！それならワタシにもキスして頂戴。」


「それなら僕にもキスしてもらおうか。」


『あ、あの…』


「なんの話してるんだ？」


「ああ、永吉。いま、Aちゃんに今度の練習試合に勝ったらご褒美としてキスしてもらおうって話をしていたのよ。」


「ふーん、それって俺も含まれるよな？」


「ああ、もちろんだよ。Aは俺達バスケ部のものだからね。」

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