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『ねぇ 君。こんな所で一体何してるの?
ダメよ こんな書いたら 聞いてるの』
月永「うるさいなぁ 俺は今 忙しいんだ」
『書くならちゃんと紙に書いて』
月永「インスピレーションが湧いたら
すぐにでも書かないと気が済まないんだ!」
『そうゆう問題じゃなくて 良い?
こんな場所に落書き何か書かれたら
目立つし人の目に映るの だから』
月永「落書き何かじゃない!あーもう
うるさい!どっかに行ってくれ」
『そうゆう訳にもいかないの!
……一体。何を書いて…って え!?
これって楽譜?って事は 曲作れるの?』
月永「ああ 勿論!」
『そうなの。良く見せてくれる?』
月永「まだ 書き終わってないんだ!
って勝手に取るなよ」
『凄いわ…。私、ちょっと見直したかも
しれない アイドルと両立して頑張ってる何て
良い才能ね』
月永「俺は 天才だからなっ!」
『……。この曲 ピアノで弾いてみても
良い?私、好き この楽譜 素敵だと思うわ』
月永「ピ、ピアノ!弾けるのか」
『ええ こう見えても得意なのよ』
月永「本当か!聴かせくれ」
『分かったわ それじゃ行きましょうか』
月永「あっおい。所でお前の名前って
何て言うんだ?」
『私 紺ノ Aって言うの
3年 A組の担任をしてて、つまり先生よ』
月永「センセイか!俺は 月永レオよろしくな」
『よろしくね?月永くん』
ピアノを弾いて奏でていく
月永side
♪。.:*・゜♪。.:*・゜♪。.:*・゜
月永「…………」
繊細で綺麗な音色
さっきまでうるさく感じていたセンセイが
『どう?私だって中々やるでしょう?』
月永「ああ!俺に負けないくらいに
良い演奏だった」
『ありがとう。でもね 私がこんなにも
上手く弾けたのは、 この素敵な楽譜を
月永くんが一生懸命書いたから。
だから自然に楽しく弾けたのよ』
月永「………」
こんなに褒めてくれる人が居たのか
俺の事 真っ直ぐ見て
『あっ。勿論。お世辞じゃないからね?』
月永「本当か?」
『嘘つかないわよ。安心して?
私の本心からの言葉だから素直に受け取って』
月永「……………」
優しい笑顔を俺に向ける
嘘じゃないって伝えるような
月永「センセイ。俺、センセイが好きみたいだ
いや 好きになった 今」
『え…?』
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