検索窓
今日:5 hit、昨日:9 hit、合計:11,797 hit

#10 ページ11

逆先side


今日ハ Aが手術を受ける日
僕は夢ノ咲学院にハ 行かず

直接 病院に向かっタ



夏目「おはよう っテ大丈夫!?」


『うん…平気…少し気分が優れないだけ』


夏目「Aが 頑張ってル間
傍には居られないけド ずっと

此処デ 待ってるからネ」


『ありがとう…けほっ 夏目くん…』




日に日に衰弱してル。咳も酷くテ
顔色もいつも以上に 悪イ


夏目「先生が来るまデ 安静にしテ」


『うん…手術…成功するかな…』


夏目「……僕ハ 信じてるヨ」


『うん…私も諦めないよ!』



0%に近い確率 成功するのも低イ
このままさよなら何て…辛すぎるかラ


君が僕の元二 帰ってきてくれた時
強く抱きしめてあげたイ…


コンコン


看護師「おはよう 行きましょうか
私も成功するように願ってるからね?」


『ありがとうございます』


夏目「あの!」


看護師「はい」


夏目「彼女ヲAをよろしくお願いしまス」


『夏目くん…』


看護師「分かりました!
先生にお伝えしますね?」



車椅子に乗せられた君は 看護師に
押され手術室まで向かっタ



君が行ってしまってから約1時間
不安ハ 募るばかリ…


夏目「…A…」



渉「お待たせしてしまって
申し訳ないです。今 霧野さんは

闘って居るのですね…」


夏目「師匠…」


青葉「Aさんが頑張って居るなら
俺もAさんの為に 闘います!」


夏目「先輩…」


朔間「吾輩も心配でのぅ。
中々見舞いには行けなかったが

せめて彼女が闘ってる時くらいは
見届けてやらんとな」


夏目「零兄さん…」




兄さん達が来てから 2時間経過しタ



夏目「…もう二度ト 会えないなんテ
そんな事に なったラ…僕ハ…」


渉「大丈夫ですよ 夏目くん
霧野さんはどんな事になっても

諦めなかったんです。私たちが
信じてあげなければ


霧野さんには届きませんよ?」


朔間「渉の言う通りじゃ
吾輩達が信じて待っていれば

必ず 奇跡は起きる そう信じて居るんじゃ」


青葉「知り合って日は浅いですけど
夏目くん Aさんの事

今日までお見舞いに行って
元気になれる魔法をかけていた
じゃないですか!だからきっと大丈夫です」


夏目「そうだネ。僕が信じて居なきゃ
ダメなんダ だかラ

諦めずにAを信じるヨ」

#11→←#9



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
49人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

takuto14106843(プロフ) - のんさん» コメントありがとうございます!気に入ってくれて嬉しいです! (2020年5月28日 21時) (レス) id: 8fae742cd1 (このIDを非表示/違反報告)
のん - この作品凄い好きです…!良い作品をありがとうございます……! (2020年5月28日 21時) (レス) id: b1f19877ba (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:takuto | 作者ホームページ:http://hatunemiku  
作成日時:2020年4月21日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。