#17 ページ18
暑い日差しが窓から入ってきて
私は ベッドの上で寝転んでいた
『やばいかも…手足の感覚。力が抜けていく
もう車椅子を押す力さえもあるかどうか』
手術は成功した
だけど、治る訳じゃなくて
生きる日を伸ばした それだけ
『ごめんね。夏目くん…。約束 守れないかも』
もっと違う出会い方が出来ていたなら
貴方を悲しませる事もなかったのに
『眠たい…。』
静かに 私は 眠りについた
逆先side
「こんにちは…って寝てル。」
最近 Aの様子がおかしイ
たまに寂しそうに遠くを見てる時があっテ
無理に笑ってる感じがしテ
どんな二 君に 僕ノ愛を伝えてモ
最初は 嬉しそうに笑ってくれるの二
すぐに悲しそうな表情になって
「約束…したよね。」
静かに 眠る君に そっと口付けをして
「ずるいかナ？こんなやり方」
『ん…？夏目…くん？』
逆先「おはよウ A」
『何かした？』
逆先「秘密」
『ずるい…。』
逆先「意地悪したくテ」
『夏目くんらしいね』
きっと 分かってたはずなんダ。
君と僕八 ずっと一緒には 居られない
『季節は 巡っても何も変わらない
私は 病室に居て 治らない病気と闘ってる
でも 夏目くんが傍に居てくれるから
頑張れるんだ 辛くても』
逆先「一緒に居るヨ 離れたりしない」
『ありがとう』
君がいつ目覚めなくなってしまうか
君と僕が思い出になってしまう時が
分かってたはずなんダ
逆先「季節が変わってしまっても
僕達の関係八 絶対に変わったりしなイ」
『うん…。そうだよね』
分かってたはず…
ただ 気付かないふりをしテ
知らないふりをしテ
そんな現実的な事 認められなイ
だから…
逆先「好きだよ 今もこれからも
ずっと」
『急に どうしたの？』
逆先「愛してル…」
言葉にしテ 君二 伝えたい
『私も…。大好き』
続く (更新停止中)
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takuto14106843(プロフ) - のんさん» コメントありがとうございます！気に入ってくれて嬉しいです！ (2020年5月28日 21時) (
レス) id: 8fae742cd1 (このIDを非表示/違反報告)
のん - この作品凄い好きです…！良い作品をありがとうございます……！ (2020年5月28日 21時) (レス) id: b1f19877ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：takuto | 作者ホームページ：http://hatunemiku
作成日時：2020年4月21日 2時
