黒子のバスケ 知ってますか？人間界の平和はこの妖怪達が守ってるそうですよ

俺の… ページ42

＿＿＿
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灰・「……」
ｻｱｧｯ

桜が…枚散る

灰・「主…様」

(身体の皮を剥がしてしまえ…)

(醜い…両手両足を切り落とせ)

＿あ“ぁ”あ“ぁ”！！？…痛い…ヤメテ…痛い

灰・「っ！？…俺は何…強がってんだ…本当は寂しいくせに…」

ｻﾞｯｻﾞｯ

灰・「！？」
そこに…いたのは

貴・「っ…祥っ…吾！」

灰・「主…様」
俺の…大切な…大好きな…俺の

貴・「祥吾！やっぱりここに…」

灰・「！…近寄るな！」

貴・「…祥吾…あの時は事故だったんだ…祥吾が悪いんじゃない」

灰・「…アレ…は！」
何で…いつもそうなんだ…何でそんなに優しいんだよ

貴・「皆…祥吾のことを待ってる！私もだ！」

灰・「戻らねぇ！ぜってぇ戻らねぇ！！俺はアンタのところには戻らねぇ！」

貴・「…本当に変わらないね…あの時も…こんなだったね」

＿＿＿
＿＿

人・「醜い化物が…身体の皮を剥がしてしまえ」

灰・「やめっ！？…あ“ぁ”あ“あ“ぁ”！！」
痛い…誰か助けて…何で俺が…こんなめに

灰・「……ﾌｰｯﾌｰｯ」

人・「皮も剥がされ両手両足失っても生きてるとは…やはり醜い」

？・「お邪魔しまーす」
ｻﾞﾜｻﾞﾜｯ

灰・「……ぁ」
そこには…妙な気配を漂わせた…女が立っていた
俺はその女と目があった…

人・「誰だ！？」

？・「！…これは酷い…これはアンタがやったのか？」

人・「そうだ！化物を苦しめただけだ！化物なんか生きる価値もない！！」
ｶﾞｯ

？・「…ふざけんなよ…生きる価値がねぇのはテメェの方だ…化物？コイツがお前に何かしたのか？」

人・「ひいぃ！？」
ﾀﾞｯ

？・「ﾁｯ…逃げたか…君大丈夫？」

灰・「何で…助けた」

？・「助けるのに理由なんて必要なのか？」

灰・「！？」

？・「君…人形神っていう妖怪だよね？」

灰・「何で知って…！」

？・「私達も君と同じ妖怪だからね…」

？・「さっき逃げた奴取っ捕まえたっスよー」

？・「適当に罰でも与えとくのだよ」

灰・「俺と…同じ？」

？・「あぁ…名前を言ってなかったな…私はAだ君は？」

灰・「灰崎…祥吾」

貴・「祥吾かっ…いい名前だ…祥吾…私の仲間にならないか？」

灰・「でっ…でも！」

貴・「もうこんな思いはさせない…祥吾…今日からお前は私の仲間だ(微笑」


それから俺は…主様と過ごした
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