79.猫の瞳 No,4 ページ49
『…研磨…退いて…?』
孤「…ヤダ…教えてくれるまで退かない…」
…研磨ってこんなに頑固だったっけ…?
僕は現状まだ壁ドン&股ドンされている
孤「…ねぇ…」
『ッ!』
今までの研磨の声とは違う低い声
孤「…おれ“は”男だからね…?」
研磨はそういうと僕の腕を引っ張り、僕は押し倒された
ドンッ____
気づいた時には真上には研磨の顔、両腕は研磨に捕まれ押さえつけられている状態
どうやら僕は床ドンならぬベッドドンをされているようだ
孤「…どうしてホントのこと…教えてくれないの…?」
『…俺は男…これがホントの事だよ…』
孤「…例え琥珀が男だったとしても…
顔に後悔…とか悩んでるって顔に書いてあるよ…?」
『…え?』
僕はまっすぐ研磨の目を見た
その目はまるで_____
『!』
孤「ねぇ…琥珀…
おれはこれでも音駒のセッターだし…
観察眼は優れてると思う…
…それに悩みぐらいは相談に乗ることは出来るよ…?
それでも………
…おれじゃ…頼りない…?」
いつもの目を光らす猫のような瞳は何処にもなく
ただただ僕を悲しそうな目で見つめる
『…ハァ…そうだよ…君の言う通り僕は女…』
孤「…やっぱり」
研磨はまるでゲームに勝ったかのような顔をした
孤「名前…本名は…?」
『よくわかったね…琥珀が本名じゃないって…』
孤「感だよ…」
『ふーん…僕の名は銀桜 Aだよ…』
孤「!」
研磨は驚きつつも僕のウィッグを外した
孤「…ホント、なんだね…」
『…うーんと…取り合えず退いてくれるかな…?
流石にずっとこの体制はキツい…』
孤「あ…ごめん…」
研磨は僕の上から退いてくれた
その時だった
ガラッ____
?「研磨さ〜〜ん!!」
突然、扉が開き入ってきたのは銀髪の少年
確か灰羽 リエーフ
……兎に角マズイ…
灰「ってあれ?え?!えぇぇぇええ!?銀桜 Aじゃ…なんでこんなところに…まさか研磨さんの彼z/孤「リエーフ、煩い」
灰「兎に角知らせn/『ダメ!!』!」
僕は立ち上がり部屋から出ようとしている灰羽を必死で止める
あぁ…もう面倒だ…
『俺だよ…朱椿 琥珀』
灰「え!?でも…まさか男装!?」
『ん…』
僕は再びベッドに座り込む
灰「へぇ〜…」ニヤッ
リエーフは妖しい笑みを浮かべ、僕の方へ近づいてきた
『?』
チュッ___
孤「!?」
ほんの目の前には灰羽が目をつむっている姿が目に映っていた
ただそれだけで僕には何が起こったのか状況が理解できなかった
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茶 - そらまふ知ってます!ちなみにそらるさん推しです! (2018年11月12日 20時) (レス) id: 3c8e86e010 (このIDを非表示/違反報告)
オー笛 - レイさん» コメントありがとうございます!これから更新させて頂きますよ!!ちょっと受験と言う悪魔と戦っていたものですから…アハッ(遠い目)しかし、もう終わりましたので書きます!ご報告出来ず、すみませんでした!! (2018年3月10日 7時) (レス) id: 3934622e22 (このIDを非表示/違反報告)
オー笛 - 魅莉亞さん» 歌い手さん、大好きなので絡ませたいんですが、この作品では絡ませれないですね…出来たら絡ませますが…本当に申し訳ないです…!(>人<) (2018年3月10日 7時) (レス) id: 3934622e22 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 面白いです!今更新停止になっていてとても悲しいです。続きがすごく気になります!もうこの小説の続きは書かないんですか?私的にはとても書いてほしいです!恋愛要素も出て来ましたし…主人公が耳弱いってことは耳責め的な要素もあるんですか?続き書いて下さい! (2018年2月17日 19時) (レス) id: 5829962131 (このIDを非表示/違反報告)
魅莉亞 - 歌い手さん絡ませるんですか!? (2017年12月26日 10時) (レス) id: 5175864711 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オー笛 | 作成日時:2017年9月23日 21時