65.日と影の正体 ページ35
赤「じゃあ、俺は戻るよ
木兎さんの付き添いもしないといけないしね」
『大変ですね…赤葦さんも…』
赤「もうなれたよ」
『あはは……
あ…今日はありがとうございました
お話ができて楽しかったです』
赤「俺もだよ
付き合ってくれてありがとね」
『いえ』
じゃ、と一言いって赤葦さんは食堂を後にした
いつの間にか食堂には僕とマネさん達しかいなかった
…さて、僕も食べ終わったことだし
そろそろ自分の部屋に戻るとするか
僕は椅子を引いて立ち上がり、トレーを持った
清「ありがとう、琥珀君」
僕は潔子さんのもとに行き、トレーを渡すとキッチンの中に入ろうとした
清「いいよ
琥珀君はゆっくり休んで?
あとは私たちがやるから」
『でも……』
僕は潔子さんの方を見た
『(ニコッ ではお言葉に甘えて…』
ホントに優しい人だよ…
僕はそう思うと静かに食堂を出た
ーーーーー
食堂を出て、しばらくのことだった
日「琥珀〜〜!!」
『翔陽…?』
遠くの方で叫びながら僕の方へ突っ走ってくる翔陽
日「なーなー!琥珀!!」
影「日向ボケェ!!急に走りやがって!!」
月「いいよね、単細胞は…
3試合やってもバカみたいに元気でいられて」
山「そうだね!ツッキー」
翔陽の後ろから飛雄が走ってきて、
蛍と忠が歩いてきた
『…で?用は何…?』
日「一緒に風呂入りにいこーぜ!」
『!』
マズイ……
お風呂の事、すっかり忘れてた…
どうしようか…
勿論、考えてない…
取り合えず、今は……
『ごめん、翔陽
俺、今からやらないといけないことがあるから』
また嘘を重ねるしかない…
ホント、ごめんなさい……
日「そっか〜
じゃ!また明日でも一緒に入ろーな!!」
『…うん……入れたら…ね…』
入れたらいいのに…
でも…それは叶うはずがないことだ…
日「じゃ、またあとでな!!」
『うん…』
翔陽は後ろ歩きをしながら手を大きく振ってニカッと笑った
影「日向!!風呂まで勝負だ!!」
日「望むところだ!!影山!!」
と言って二人は競争をし始める
彼らの後ろ姿を見ているととても楽しくなる
月「ホント、馬鹿デショ…」
山「ツッキー、俺たちもいこ!
じゃ、またあとでね!琥珀!」
『うん…また…』
忠と蛍もお風呂の方へ歩き出した
『クスッ……』
ホントに皆、個性的で面白い
僕は少し口角を上げて翔陽達とは違う方向へ歩き出した
月「………」
蛍が少し立ち止まって、僕の後ろ姿を見ていた事を知らずに___
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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西 - この方角に福があるはずです
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茶 - そらまふ知ってます!ちなみにそらるさん推しです! (2018年11月12日 20時) (レス) id: 3c8e86e010 (このIDを非表示/違反報告)
オー笛 - レイさん» コメントありがとうございます!これから更新させて頂きますよ!!ちょっと受験と言う悪魔と戦っていたものですから…アハッ(遠い目)しかし、もう終わりましたので書きます!ご報告出来ず、すみませんでした!! (2018年3月10日 7時) (レス) id: 3934622e22 (このIDを非表示/違反報告)
オー笛 - 魅莉亞さん» 歌い手さん、大好きなので絡ませたいんですが、この作品では絡ませれないですね…出来たら絡ませますが…本当に申し訳ないです…!(>人<) (2018年3月10日 7時) (レス) id: 3934622e22 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 面白いです!今更新停止になっていてとても悲しいです。続きがすごく気になります!もうこの小説の続きは書かないんですか?私的にはとても書いてほしいです!恋愛要素も出て来ましたし…主人公が耳弱いってことは耳責め的な要素もあるんですか?続き書いて下さい! (2018年2月17日 19時) (レス) id: 5829962131 (このIDを非表示/違反報告)
魅莉亞 - 歌い手さん絡ませるんですか!? (2017年12月26日 10時) (レス) id: 5175864711 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:オー笛 | 作成日時:2017年9月23日 21時