【おそ松さん】仮面を被った少女【カラ松】

仮面16 ページ17

司会「これにて舞踏会は終了いたします。ご来場ありがとうございました。」



司会の言葉で舞踏会は終わった。
何事もなく無事に終わった。


私はお父様とお母様を待って、瑠璃と隼人と帰る。





車に乗り込み背もたれにゆったりと寄りかかる。




頭に最初に浮かんだのはカラ松の笑顔。心のそこから笑ってる。




私もあんなふうに笑いたい。私なんかに向かって笑ってくれたあの人とちゃんとした笑顔でむきあいたい。



過去の事、まだ誰にも話せてない。
話せない。怖いんだ。自分が話すことを拒否してた。



お母様にもお父様にも伝えてないけどみんな、無理して聞かないでくれる。






隼人「到着しました」


そんなことをずっと考えていると家についた。




家に入ってからも、ずっとカラ松の事を考えていた。おふろの時も、ベットに入ってからも。




カラ松なら私の事を笑わせてくれるかな。二人で笑い合える日が来るかな？来るといいな。



なんでこんなにカラ松の事ばかり考えちゃうんだろ。



カラ松といるとき幸せだった。安心した。
もっといっしょにいたいと思った。




あぁ、そうか。好きなんだ。私。カラ松の事が。一目惚れかな。





また会いたい。
出逢いを大切にしたい。

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