なんでも出来る彼となんでも普通の私【高尾和成】

1.貴方side ページ2

私は秀徳高校に通う高校1年生

私は何事も普通

そして誰もが認める陰キャ

休み時間も、1人で本を読んだり、勉強したり

昼ごはんも屋上で1人で食べている

放課後も帰宅部だから1人で帰って

本屋に寄ったりしている

部活はお兄ちゃんに

｢バスケ部のマネージャーやってくれないか？｣

と頼まれたのだが

断った

よくこの話をすると

｢もったいない！｣とか｢ウソ！？｣

とか言われるけど

構わない

そう思いつつ私は教室へつく

今日は月の初めなので席替えがある

皆は｢○○くんの隣がいい！｣とか言ってるけど

私は誰でもいい

どうせ仲良くなんかなれないから

そんなこと思ってると

？｢ちょ、真ちゃんwwwww今日のラッキーアイテム髪ゴムだからって結ぶ必要ある？w｣

？｢うるさいのだよ｣

？｢いや目立つし俺が授業中死ぬから手につけるくらいにしろよw｣

？｢あ｣

？｢いや、気づいてなかったの？ww｣

と、クラスの人気ものと言ってもいい

高尾くんと緑間くんが教室に入ってきた

高尾くんと緑間くんはバスケ部で1年生ながらも一軍でスタメン

緑間くんはキセキの世代の言われてるのでまだ分かるが

高尾くんは凄いと思う

お兄ちゃんも言ってたし

高尾くんの性格は本当に凄い

緑間くんのことを真ちゃん呼び

できるくらい凄いんだ

気さくな性格から凄くモテる

ほら、今だって

ﾓﾌﾞ｢た、高尾くんちょっといいかな？｣

高｢ん？全然いいぜ？真ちゃん！ちょっとまっててな！｣

明らかに告白だよね

まぁ私陰キャとは一生縁はないだろうけど

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