【おそ松さん】シスコン兄達が大好きなブラコン妹の話 2

ひみつきち ページ2

主side

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『あ〜…眠い』

チョロ松「なに呑気に歩いてんの！？早く行くよ！」


今日は始業式。だが、松野家兄妹というと全員寝坊。しかも急ごうとせず、ちんたらちんたら歩いている。


『どーせ今から急いだところででしょ』

チョロ松「そうだけどさ…」

おそ松「てか、学校と家近いし………ほらもう見えてきた」


私たちの家から学校まで、徒歩10分以下。
結構ギリギリの時間に出ても間に合う距離。
ほんっと楽でいいわ〜…


一松「あ、猫…」


一松兄さんがそう言って猫へと近づいた。
猫は一松兄さんの手へと擦り寄ってきた。


一松「かわいい……」


一松兄さんがほんわかと笑った。
いや、猫も可愛いけどさ……


チョロ松「猫も可愛いけど、お前の方が可愛いわボケ！早く行くぞ！」


そう言いながらチョロ松兄さんは一松兄さんを引っ張って行った。


一松「あ…猫……」


一松兄さんが猫を名残惜しそうに見つめる。
いや、ほんと可愛いな！









靴箱に着いたあと「もう始業式が始まってるから体育館入れないし、どうする？」という話になり、私達がよく溜まり場にしている教室に行くことにした。


トド松「うわ〜懐かしい…１ヶ月ぶり？」

一松「ホコリ溜まってる…」

十四松「うぉぉおおおおおお！やきゅうボールここにあったあああぁぁぁ！」

カラ松「ボールがなかったのかぁ〜だから夏休み中、野球をする時は俺をボールにしてたんだなぁ？」

チョロ松「ちょっとまって！今聞き捨てならないことが聞こえたけど！？」


ここの空き教室は他の教室と離れていて、廊下も人通りが少なく、ここでサボってバレたことは1度もない。


『あ〜ここ来るならお菓子買っとけばよかった…』

おそ松「終業式の時に全部持って帰ったから、ストックもないしなぁ」

『することないから寝ようかな』

チョロ松「どういう思考回路！？」

『十四松兄さんなんてもう寝てるよ？』

チョロ松「どういうメカニズム！？今さっきまで野球ボール持って叫んでたよね！？」

『布団とって…』

チョロ松「ほんとに寝んの？……まぁいいけど」

『ありがと』


持ち込みの敷布団敷いて枕に頭を置いて布団を被って目を閉じた。寝起きだったからか、すぐ眠りに落ちた。



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え？更新が遅い？いやいやぁ〜そんなことあるはずが……あ、遅かったわ。申し訳ございません(：D)|￣|＿

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