２７話：忘れたくはない ページ31
※あらすじ
萌花に半ば強引に連れ出されたカラ松
カラ松LOVEの萌花にカラ松が出した答えは…？
〜とある喫茶店〜
萌「も〜そんな難しい顔してないでさ。もっと軽い気持ちで私とお茶しようよ☆
せっかくカラ松ガールが目の前にいるんだよ、ね？」
カ「え？あ、ああ……」
萌「とりま何か頼もうよ！ホラ」
カ「…ああ」
萌「ちょっとォ〜？さっきからカラ松『ああ』しか言ってないよ？
…別にとって食おうって訳じゃないんだから、もっといつもどおりでいてくんない？」
カ「(さっき俺を連れ出した勢いは食われるかと思う程だったが(汗))わ、わかった！」
萌「あ、話変わるけど、これなんだけどね。Aさんから貰ったんだ。
綺麗な石でしょ？」
そう言って差し出されたものは 水晶のようにキラキラとした石だった
星を型どったそれは不思議な輝きを放っていた
高価なものかとかは俺にはわからないが…俺は妙にその石が気になった
それに――
どうしてAちゃんが彼女に…？
カ「…ちょっと手にとって見ても構わないか？」萌「ほい。どうぞ☆」
その石を手にする。何の変哲もない――ただの石……？
刹那。ユラリ目の前が歪む
カ「…ッ？」
意識が………
＊＊＊＊＊＊＊＊
萌「ね？カラ松は…私と初めて会った時のコト…覚えてる？」
どこか遠く感じるその声は俺の意識を侵食していった
カ「君と…初めて…会った…のは
あれは――釣り堀で俺とトド松が釣りをしている時に君が現れて…
そして俺は君に………薔薇の花束を………」
(忘れるはずがない)
あの時………会ったのは萌花ちゃん…
(忘れるはずもない)
俺のカラ松ガール……
今、目の前にいる…少女
ﾅﾝﾀﾞﾛｳ………ｺﾉ、ｷｵｸﾊ…ｼﾝｼﾞﾂ…？ﾎﾝﾄｳﾆ!?
(忘れたくはない！)
？「カラ松さん！」
一人の女の子が微笑んだ
カ「違う!!」
記憶を書き換えられていく違和感に俺の心が叫んだ
俺が初めて心から愛したのは彼女じゃない
Aだ！
ﾊﾟﾘ………ﾝ
そう強く思った瞬間
石は粉々に砕け散っていった
カ「え…？」
それを見て目の前の少女が、少し寂しそうに微笑んだ
萌「…カラ松は本当にAさんの事が――好きなんだね
あーあ。負けた負けたぁ！やってられっかー!!」
カ「は？」
夢から覚めたかのように晴れやかな表情の少女
それに対して、俺は訳がわからず――白昼夢でも見たような気分だった
２８話：出会った事は後悔しない→←２６話：知り合いに似てるというかそのものでしょ
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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西 - この方角に福があるはずです
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リトルデーモン第一号♪ - まって？凄く面白い！！！更新頑張ってください！応援してます！！ (2018年8月13日 1時) (
レス) id: 5bc91f0494 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 夢主ちゃんとカラ松結ばれてほしい!! (2017年9月9日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - 面白い私カラ松girlだからこの作品見に来たけど神だね！笑いこらえるの必死でした・・・・病院なので←ト「なんでためたの！？」 (2016年7月14日 17時) (レス) id: dcb396dc31 (このIDを非表示/違反報告)
銀嶺(プロフ) - コメ有難うございます！私の推し松はカラ松です(^^)更新が停滞気味になってますが頑張って少しづつでも進めていきますのでこれからも宜しくお願いします。 (2016年7月5日 7時) (レス) id: 043ee483be (このIDを非表示/違反報告)
RINO - あと推し松はなんですか？ (2016年7月4日 0時) (レス) id: 4773cd676a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：銀嶺 | 作成日時：2016年3月14日 17時
