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12話:カラ松の決意と兄弟達の思惑 ページ16

〜カラ松side〜


A「私、他に用事があるから 今日はここまでって事で!
じゃあね。また連絡するからね!(^^)」

手を振り去ろうとするAちゃん


カ「あ、待ってくれ!えっと、その……(ポリポリ)」


″もう少しだけ一緒にいたい″


そんな俺の我侭で つい、彼女を引き止めてしまった


A「ん?どうしたの?――(ギュ)ぴゃ!?」

俺の顔をのぞき込む彼女
そのまま腕の中へと引き寄せた


カ「ごめん…もう少しだけ、このままでいさせて?」

彼女は少し驚いている様子だった(無理もないが)
それでも 拒むことなく背中へと回された手は 優しく俺を抱きしめ返す




彼女に断りもなく突然抱きしめるとか

今日の俺は(情けない事に)かなり余裕を失っていた


本当はもっと一緒にいたい。できる事なら ずっと…





そろそろ本気で 俺は向き合わなければいけない


兄弟との関係性や自分の将来について…


カ「今度、君の都合のいい時でいいからウチに来てくれないか?
君を紹介したいんだ。両親や兄弟達に…」

声が震えそうになるのを必死に堪えながら 何とか言葉を紡ぐ


A「クス…随分と気が早いんだね?(カ「え?ハッ!?そ、そんなつもりでは…(焦)」)
まあ…私もカラ松さんのご両親に会ってみたいし 構わないよ」

カ「有難う…」


近いうちにまた会おう――俺は 今度こそ彼女を笑顔で見送った



〜Aside〜



暫く歩いた所で ピタリと足を止める

気配が三つ…後からついてきている

気づかないとでも思ったのか コノヤロー(棒)




A「――そろそろ出てきたら?そこの三人組(呆)」


?「「「!?!?!?」」」


動揺する三つの気配
やがて観念したように物陰から正体を現す



A「(フウ…)チョロ松君と十四松君に…おそ松さん…ですか
お久しぶり&はじめまして…と言うべき状況なのかしらね コレ?」

ぞろぞろと現れた見知った顔ぶれに溜め息を吐く



お「え?何?俺のことも知ってるの?
やっぱ俺って有名人だねぇ!さすがカリレジェ&人間国宝!」

チ「何言ってるの!?バカなの?それより他に言う事あるだろ!?」

お「あん?いちいちチャチャ入れんじゃねーよシコ松!」
チ「おーし上等だ!ぶちのめしてやるよ!(黒笑)」
十「何!?プロレス始めるの!?やったあ〜」


全くつけ入る隙を与えず 茶番が繰り広げられる中
置いてけぼりにされるA


A「や、私 空気なの?アンタ達ホント何しにきたの…」

13話:長男はやっぱり長男というもの→←11話:奇数松の大スクープ!?


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

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リトルデーモン第一号♪ - まって?凄く面白い!!!更新頑張ってください!応援してます!! (2018年8月13日 1時) (レス) id: 5bc91f0494 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 夢主ちゃんとカラ松結ばれてほしい!! (2017年9月9日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
黒バイ(プロフ) - 面白い私カラ松girlだからこの作品見に来たけど神だね!笑いこらえるの必死でした・・・・病院なので←ト「なんでためたの!?」 (2016年7月14日 17時) (レス) id: dcb396dc31 (このIDを非表示/違反報告)
銀嶺(プロフ) - コメ有難うございます!私の推し松はカラ松です(^^)更新が停滞気味になってますが頑張って少しづつでも進めていきますのでこれからも宜しくお願いします。 (2016年7月5日 7時) (レス) id: 043ee483be (このIDを非表示/違反報告)
RINO - あと推し松はなんですか? (2016年7月4日 0時) (レス) id: 4773cd676a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:銀嶺 | 作成日時:2016年3月14日 17時

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