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24話:柱稽古、柱は柱同士で【貴女】 ページ7

時は過ぎ
私の所へは未だ誰も来ていない状態だ

自分でも鍛錬は行っているが1人ではどうしても限界がある
そこで柱は柱同士で手合わせをし、稽古を行う事になった

今日は私と無一郎の手合わせの日
場所は無一郎の屋敷

無一郎の屋敷には未だ許可が降りず稽古をしている隊員が何名か居るみたいだった

「お邪魔致します」

庭には無一郎の姿は無く地面に突っ伏して居る隊員のみだった

隊「?!!鳴柱様ッ」

いきなり音も無く現れたからか驚かれ後退りされる

「貴方達だけですか?」

と聞いてみても口をパクパクさせるだけだったので溜め息を吐いた

こんな状態で私の稽古の時は大丈夫なのだろうか
私は嫌だったが”音“のみに意識をし範囲を無一郎の屋敷に広げた

色んな”音“が入り混じり気分が悪くなるのであまりしないのだが
どうやら無一郎は屋敷内に居ないようだった

帰ってくるまで鍛錬していようと後退った隊士が持っていたであろう木刀を拾い構える





それから何度目かの技を繰り出した所で
屋敷の入り口から”音“がする

此方に近づいてきていた為声を掛けた

「お邪魔してるよ、無一郎」
時透「あれ、早いねA」

その手には街で買ってきたのだろう、手包みを抱えていた

時透「Aが来るっていうのに家に何も無いからさ、今買ってきた」

幾つかの和菓子を包みから出し手合わせの後に食べようと言ってくる

私は胸を撫で下ろした
あんな事があった後だが普通に接していれてるし、接してくれているから

場所を移動し道場内に入ると見知った顔があった

炭治郎「あ!時透君おかえりなさい!いきなり飛び出しちゃうから驚いたよ!」

角度的にまだ私が見えていないんだろう炭治郎様が無一郎に声をかける

時透「Aが来るのに何も無いから買ってきたんだ」(ニコニコ

一度他の隊員を見る冷たい目線が無かったかの様に笑う無一郎
落差が凄い

「炭治郎様ご無沙汰しております、怪我の具合は如何ですか?」

頃合いを見て死角から身を出し声を掛ける
炭治郎様と無一郎以外は表情が引き攣っているのを隠せていない

炭治郎「あ!Aさん、もう到着していたんですね!」

怪我は完治してこの通りだと足を見せてくる

「良かったです、これから無一郎と手合わせなので少しの間借りますね」

と私と無一郎は向き合い構える




時透「そういえば僕達が手合わせって初めて?」

「うん、と言うか私家族以外に合わせた事ない」

あとは実戦のみと言い床を蹴った

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三月の専属ストーカーなつめみく - むいちろー生存endか原作通りにいくのか楽しみです! (10月22日 15時) (レス) @page16 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
れんれん - むちゃくちゃ面白いです!マジで神作品・:*+.\(( °ω° ))/更新頑張ってください! (5月5日 23時) (レス) @page14 id: 63496a6874 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:@yu | 作成日時:2023年1月7日 16時

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