検索窓
今日:12 hit、昨日:2 hit、合計:18,767 hit

another story 5 ページ5

しかし、その気持ちの正体は、
Aに告白されてから気づくことになった。








『私は、御幸くんの前向きな気持ちとか、
野球に対する思いとか本当に尊敬してる…。

そんな御幸くんのことが、好きです…』





Aの言葉がその場に、俺の耳に響いた。







大切な友達だと思っていた彼女が、
俺とは違う好意を向けていたことを初めて知った。






急な出来事に驚いて、「ごめん」と呟くと
その場から離れようと背を向けたA。


そんな彼女の腕を掴んだ。



どうにかして俺の手を解こうとする姿を見て
モヤモヤした気持ちになった。









「______俺は、Aのことは仲のいい友達。
マネージャーとして頑張っているって思ってる」







俺が言ったことは、本当のことだ。


でも、それ以上に…何でだろう。






___彼女の“好き”は俺の心に深く入り込んだ。








「さっきの告白は素直に嬉しいと思った」


今の言葉も本当のこと。本心だ。



(大切な友達だと、言い聞かせていただけかもな…)









「____Aのこと好きになりたい。
だから、待っててくれない…?」









そう言ったけど…本当はもう君のことを
好きになっていたのかもしれない。

another story 6→←another story 4



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
81人がお気に入り
設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こころ | 作成日時:2020年7月2日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。