story 44 ページ45
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陽が少しずつ落ちてきて、オレンジ色に
空が染まっている。
私は、御幸くんに呼ばれて部室に来た。
部室に入ると静かな空間が広がった。
私の前を歩いていた彼は歩みを止める。
何も話さない御幸くんの背中を眺める私。
すると、ゆっくり体をこちらに向けてきた。
「…そう言えば、ここだったな。
初めてAと話したの」
『え…』
(覚えてくれてたの…?)
彼の言葉に驚きを隠せないが、本心は嬉しい。
ここで御幸くんから話しかけられて。
スコアブックの書き方を褒められて。
御幸くんの優しい笑顔に惚れたんだ。
(懐かしく感じるな…)
そんな思い出に浸っていると、彼はゆっくり
口を開いた。
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まゆみ - 完結おめでとうございます!おつかれさまでした!番外編ぜひ見たいです(●´▽`●)付き合ったあとの話とか!楽しみにしております! (2020年6月24日 1時) (レス) id: fae32c4e01 (このIDを非表示/違反報告)
ななし - 素敵な作品をありがとうございます!!そして、完結もおめでとうございます!御幸、、カッコいいですね〜!是非、番外編・another story書いていただけたら嬉しいですっっ!!楽しみにいつでもお待ちしております! (2020年6月22日 20時) (レス) id: cb848ab619 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こころ | 作成日時:2020年6月14日 15時