【黒バス】女で遊ぶなら、俺が女を奪う。

２５_____嫌？ ページ27

黄瀬side




結局言えなかった。


今日絶対言うと決めたのに。



・・・昨日さすがに橘に言い過ぎたっす。





このまま時間だけが過ぎていった。









ーー放課後ーー



黄「はぁ・・・。」



ダルそうに呟く俺。



貴「どした黄瀬。」


黄「謝れなく、・・・橘ぁ！？」


貴「よ、なんか様子が変だったからさ。」


黄「べ、別に・・・。」


貴「相談乗るぜ？誰に謝りたいんだ？」



・・・読めないっすねぇ。


ただのアホなのか試しているのか。




でもここがチャンスのはずで、


・・・でも素直になれなくて。



黄「あんたには関係ないっすよ。」



そっぽを向いてしまう。



貴「・・・ふぅん、・・・やっぱ俺の事嫌いか？」


黄「は？」


貴「昨日黄瀬言ってたよな？急に来て女の子たちを取って言ったって。」


黄「・・・はい。」


貴「そりゃあ俺の事嫌いになるのな。」((ヘラッ


黄「〜〜っ！もう！！そんな事ないっす！」


貴「・・・は？」


黄「俺、橘の事なんにも知らないであんな事！ほんとすいませんっす！」



やっと、言えたっす。



貴「ふっ、ははっ！なんだ、そんな事か！」


黄「そんな事って！」


貴「気にしてねぇんだよ、だってこっちも嫌われると思ったからさ。」


黄「・・・俺は、嫌いじゃ、ないっす。」


貴「ははっ！ありがとな。」((ワシャワシャ


黄「っやめてほしいっす！」






でも、悪い気はしなくて。


俺、どうかしちゃったっすかねぇ・・・。

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