検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:1,017 hit

6 ページ7

私は汗を水で流し一番隊隊長兼総隊長の山本元柳斎重國の元へと向かった





A「四番隊第四席神楽李Aです。山本元柳斎重國総隊長はいらっしゃいますでしょうか?」
山本「入れ」




襖の向こうから老人の声を合図に襖を開けると顔に傷のある老人が座っていた





山本「誰もおらん。近くに来い」
A「はい」
山本「そない暗い顔してどうしt、、、A、斬魄刀から何も感じないぞ」
A「その話をしに参りました。
斬魄刀に見放されました。私は少し修行のため尸魂界を出ます。誰にも、言わないでください。」
山本「いつ戻る」



A「戻りたくなったら戻ります。」



私が下を向くと彼の大きな手が私の頭を撫でた


山本「Aの我儘を聞くのも久しぶりだ」





彼は孫を可愛がる老人のように柔らかく笑った




A「ごめん、、なさい、、、、」
山本「謝る必要などない。今より強くなって戻れ。
儂はいつまでもAを待っておる」




A「うん、、、いってきます、おじいちゃん」






私は部屋に戻るなりこっそりと部屋を後にした




暗闇に月の光がひとつ指す世界に1人の少女は旅に出た






これは我儘だ





彼女の最後の我儘






彼女は誰も知らない、誰も知るはずのない所へ

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
設定タグ:BLEACH , 藍染惣右介
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鍾鈴 | 作成日時:2023年1月8日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。