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A「お前は、、、骸師!」
骸師「ふふっ、貴様、、、月弓の一族のものだな?」
骸師とは自身の血を死体に垂らし骸を作る呪術師
心臓など人間の臓器はない、月弓一族の最大の敵
A「私がいる限りこの場の骸は復活しない」
骸師「俺がここで血を流せば骸の数は増える」
A「私にはこの薬がある。貴様らの弱点のな」
私は小瓶に入った紫色の液体を取り出すと
彼は不気味に笑い出した
骸師「ふふふっ、、、ふはははははっ!
その薬が俺らの弱点?冗談じゃねぇ。
俺には一切その薬は効かねぇんだよ、ばぁーか!(笑」
彼はそう言うと背中から触手のようなものを出しAへと攻撃する
彼の攻撃を避け、鞘に刀を収める
骸師「バカが!武器をしまってどうすんだよ(笑」
A「バカはおめぇだよ」
骸師「あ?何言っ」
パシュッ
骸師「は」
A「私の薬が何百年も変わらずそのままだと思ったか?
死神様舐めんじゃねぇよ、バカヤロウ」
骸師「は?!くそ!!クソ野郎っ!舐めやがってぇ!
ぶっコロす!ぶっコロしてやる!」
骸師は斬られた首を片腕で抱き、私を指さして罵倒しだした
彼は昔と変わらないようだ
骸師「てめぇなんか生まれた時から母親に捨てられた孤児なんだよ!」
A「私の母は盗人にコロされた」
骸師「あれ、そうだったか?、、、まぁ、いい!てめぇは昔っから泣き虫で汚ぇガキだったんだよ!今はきれいになったけど、、、」
A「褒めるか貶すかどっちかにしろ」
私は月下を骸師に向ける
??「ん?そこにおるんはAか?」
上から声がするとそこには金髪の男がいた
A「平子隊長お久しぶりです。」
平子「久しぶりちゃうわ。こんな再会の仕方なんて最悪なもんや」
A「私もですよ。この骸さえ居なければ感動の再会を迎えられたのに」
平子「ムクロ?なんやそれ」
A「彼が血を人間の死体に垂らし作る虚に少し似ているやつです。骸にはこの私の持っている薬がなければ消滅できません。」
平子「そんなら、はよ言えや!皆、必死こいて戦ってんねん!」
A「10分前くらいに来たもので」
平子「なんや、さっき来たばっかなんか。」
A「薬は沢山あります。各隊に10本ずつ配ってください。私は彼と戦います」
骸師はいつの間にか首を胴と繋げており骸の骨を刀へと変形させていた
骸師「早くしねぇと大勢の死神がタヒぬぞ?」
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作者名:鍾鈴 | 作成日時:2023年1月8日 0時