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Aがはじめて黄瀬君と会ったお話。
いつも通りの時間に家を出て大輝達と待ち合わせているコンビニへ向かう。
その途中きれいな黄色の光が糸を引いた。
何かと思ったが、少し時間に遅れそうなため気にせず前へ歩を進めた。
―――が、そのとき
「「「「キャアアアァァァァァ////」」」」
悲鳴、といっても黄色い悲鳴が聞こえた。
貴「!?何?!!」
?「いやぁ、あのちょっと;;」
さっきの光と似ている髪の男の子が数人、数十人の女の子に囲まれていた。
貴「……ひったくり…じゃないよな?
なんだろ」
疑問符を頭にいくつも浮かべながらも、待ち合わせ場所に行く。
少し進んだところに、浅黒い肌に紺では無い青と黒の混ざったような髪をした少年。
そして、透き通るように白い肌によく映える桃色の髪をした少女が立っていた。
貴「大輝〜、さつきちゃ〜ん」
青「お!おっすA」
と言いながらオレに拳を突き出す大輝。
桃「おはよ!Aちゃん!!」
大輝と拳を合わせながら、さつきちゃんに会釈する。
そうだ、さっきのことを2人に話してみよう。
貴「なぁなぁ、黄色い髪で女の子に囲まれてる男の子見たんだけど誰か知ってる?
うちの中学の制服着てたんだけど」
さつきちゃんは顎に手を当て考えるようなしぐさをして、思い出したような顔をしてこちらを勢いよく振り向いた。
桃「多分それね、黄瀬君だよ」
貴「黄瀬??」
桃「モデルしてるんだよ?知らないの?」
貴「いやぁ、現代の流行に疎いもんで;;」
桃「その黄瀬君が女の子たちに囲まれてたと」
貴「そう」
桃「人気だからね」
ふ〜ん、と素っ気ない返事をして三人で学校へ向かった。
黄「綺麗な髪…………誰だろ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
青「俺の出番は!?」
禮「ごめんよ大輝くん」
青「次はぜってーだせよ」
禮「……わかんないなぁ」
青「なん…だとぅ…!!」
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いある - おもろかった〜 (2014年6月21日 23時) (レス) id: 27142728f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:禮 | 作成日時:2014年4月27日 9時