フラミンゴの愛する白鳥はタイガーと相思相愛

Story No.12 ページ12

「 避けてくれぇ！！ 」





その声にハッとし後ろを振り返ると刀を持った男が麦わらくんに斬りかかっていた。





この人もドフラミンゴに操られて……




やっぱり許せない。





「 私が、貴方を愛せないのはきっとこういうところね。
貴方とローでは格が違うのよ 」





叫ぶようにそう言うと思い切り蹴り飛ばされた。





「 A！ 」





「 俺が一番嫌いな事を覚えているか？ロー、A

…見下されることだ！ 」






「 いいか、おれｧ世界一気高い血族……天竜人だぞ 」





正直驚きはしなかった。





想定の範囲内だったからだ。





数々の悪事を働いても、あんな風に新聞をつかい全世界の民を騙すことも許される。





七武海という立場のみではそんなことはできないはず




と既に考えていた。





しかしこいつなら…もしかしたら……





マリージョアにある国宝について何か知っているかもしれない。





そう思い今まで見てきたが音沙汰無し。





それほど重要なものなのだろう。

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