フラミンゴの愛する白鳥はタイガーと相思相愛

Story No.11 ページ11

「 ローをこんな目に合わせて…許さない 」



きっとドフラミンゴを睨むと、一瞬寂しげな表情をしたが、




すぐにその顔は怒りに満ちていった。





「 おい、誰に向かって許さないとかほざいてるんだ？
ああA、愛しているぞ。今戻ってきたらお前だけは助けてやろう 」





「 結構よ。こちらとてあなたと戦うつもりだから 」




そう言うや否や、ご自慢の糸で斬りかかってきた






「 俺と戦う？笑わせてくれるな。
俺のものにならないどころかローのものになるんだったら……死ね 」




ドフラミンゴのスピードに一瞬怯んだが、すぐに体勢を整え刀で糸を受け止めた。







「 AAAA愛してる愛してる、なぜこんなに愛してるのに…
ああAA、憎い憎い。愛しさあまって憎さ百倍とはこれか 」






ここまでくるともはや恐怖すら感じる。





私はこの男に特別何かをしてやった訳でも特別美人な訳でも何でもない。




どうしてこの男はこれほど私に執着するのか、




まったく理解ができていない。




「 どうして……俺のものにならない 」





「 そうやってAを物のように扱っている時点で無理だな 」





「 ロー……てめぇは黙っていろ。不快だ 」






「 ところで…俺はどうしたらいいんだ？忘れられている気がするぞ 」





………ごめん、麦わら君完全に忘れていたよ

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