【REBORN×黒バス】周りを幸せにしたかったら笑いなさい〜コトバトキョリ〜

幸せ 46 ページ27

「Ｘグローブは死ぬ気弾と同じ素材で出来ていて、死ぬ気の炎を灯すことができるんだぞ」


あの死ぬ気弾と同じ…


グローブを使う【大空】…………


まさか…


「まるで毛を逆立てて体を大きく見せようとする猫ですね…だが、いくらオーラの見てくれを変えたところで無意味だ」


「死ぬ気の炎はオーラじゃない」


「ならば見せてもらいましょうか！？」


骸さんは棒で襲い掛かるが…


ガッ


グニャッ


沢田さんはそれを受け止め、グローブから炎を灯し


棒を曲げた


「な！？」


ボッ


「つっ!!!!(熱い……！！！オーラが熱を帯びている!?)」


「死ぬ気の炎とオーラではエネルギーの密度がちがうからな、死ぬ気の炎はそれ自体が破壊力をもった超圧縮エネルギーだ」


「そのグローブは焼きゴテというわけか……」


「それだけじゃない」


「くっ」


ブンッ


棒を振るうが…


「消えた？」


シャッ


「！！」


あれは…


「…ﾆｯ」


おじ様……


「！！？」



そう、沢田さんは突然…骸さんの背後に現れた



「バカな！いつのまに！？」


ドオッ！


「何だ今のは……？奴は何をしたんだ……」


「ウォーミングアップはまだ終わらないのか？」


「……クフフ………クハハハハハッ!!」


「「！！」」


「ここまでとはうれしい誤算だ…君の肉体を手に入れれば、直接ファミリーに殴り込みマフィア間の抗争を起こせそうだ」


「！」


「(やはり………)」


「マフィア間の抗争がお前の目的か」


「クフフ…僕はそんなちっぽけな男ではありませんよ、僕はこれから世界中の要人をのっとるつもりです」


それは…


「そして彼らを操りこの醜い俗界を純粋で美しい血の海にかえる…世界大戦……なんてベタすぎますかねぇ」


残酷で…


そのあとには【虚しさ】が残るだけです


「だが手始めはやはりマフィア……マフィアの殲滅からだ」


「なぜマフィアにこだわる」


「恨みか」


「…………ッ」


「これ以上話すつもりはない……君は僕のものになるのだから」



ドンッ



「幻覚だ…こんなもので……」


ガガッ


「！！？」


「！沢田さんッ!!」


「幻覚につぶてを潜ませたな、油断しやがってバカツナめ」


「もらった………!!!」


「ツナ」


「わかってる！！」


ボオッ


シャッ


「また背後に！？」


ドガッ


ドガァァアンッ!!


「クフフフこれがボンゴレ十代目･･･僕を倒した男か………殺せ」


「！」

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