【NARUTO】ひだまりおれんじ＊にっ！＊

君のことを想いながら見た夢 ページ21

「オレは将来火影というスゴイ忍者になるスーパーヒーローだ!!ガトーだがショコラだか知らねーが!そんなの全然目じゃないっつーの!!」



そう答えたナルトの目は強い意志がこもっていた。
俺は一族復興とまだ心の奥底にある復讐心だけ
そんな俺の事を嫌わないでくれるAとナルト達には救われてばかりだな……。


見上げた月は寂しそうに輝く。



……………


サスケside


だが、イナリという子供(ガキ)は「ヒーローなんかいる訳ない」と頑なに否定し出ていった。
俺は気になり、ナルトが出て行った後気配消し見ていたら……。



｢うっ…う……父ちゃん…うっ…うっ…。｣



泣いていた。
そして、フラッシュバックふる光景…それは……。



『サスケ…お前だけは……。』



「！！」



何だよ、今の……
イタ……兄さんが泣いていたような気がした。



「サスケ。」



「ナルト……。」



「俺ってば、言いすぎたのかな……。」



イナリを見ながらそう呟くナルト。
A姉ちゃんに聞かれてたら怒られてるってばね…と悲しそうに言った。
ナルトも俺も親がいない。
だから、イナリというガキのことを察したんだろう。



『サスケくん、ナルトくん、ご飯だよ。』



ふと思い出すのは、Aで
いつの間にか温かくてAの大きな優しさに包まれていたんだ。
復讐を思いとどまろうと決心したのはAが悲しそうな顔するからだ。



「姉ちゃん…大丈夫かな。」



「大丈夫だろ…修行で力付けて、俺はAを助ける。」



「それは俺のセリフだってばよ！」



またバカ騒ぎして、でもこんな日が好きだ。
そこにAもいたから……。
見上げた月は欠けていてまるで俺のようだと思った。



……………



31D/サイダーから引用


キャラsideターンはじまりはじまりー(主にサスケェ)

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