君の声が聞こえなくなった ページ19
「ごめんね……。」
その言葉が離れねぇ
A姉ちゃんを守るって決めたのに守れなかった。
己の無力さと新たな誓い
……………………
ナルトside
「嘘…だろ…。」
「そんな……ッ。」
目の前でA姉ちゃんが攫われた。
それは一瞬の事だった。
「取り敢えず、タズナさんを家まで送り届けるぞ。」
「なっ!?」
「おい、カカシ…Aが攫われたって言うのに呑気に…ッ!?」
どさっという音と共にカカシ先生が倒れた。
……倒れた!?
「せ、先生ェ!!?」
「サクラ、気を失ってるだけだ。」
サスケが冷静に分析する、が少し焦ってるってばね。
脈を測ったり、熱を測ったりって前のサスケじゃ考えられねぇってば…。
「先生を休ませる為にも一旦ワシの家に行かんか?その、Aってゆうヤツは後から助け出せばいいじゃろ。」
「おっさんまで!?」
「ッチ、仕方ねぇ……。」
こうして、おっさんの家までカカシ先生を運び、A姉ちゃんの無事を祈るしかなくなった。
「大丈夫かい?先生!」
「いや…!一週間ほど動けないんです…。」
いくらなんでも遅すぎだろ!?
サスケもそう思ったのか…なんて言うってば?えー…虫潰した顔だってばね!←
「なぁーによ!写輪眼ってスゴイけど、体にそんなに負担がかかるんじゃ考えものよね!!」
「でも、姉ちゃんが……。」
「はぁ…まず、Aを助ける前にナルト、サスケ、サクラ、お前達に修行を課す!」
修行……?
修行だってば!?
「とは言ってもだ、俺が回復するまでの間の修業だ…まぁ、お前らだけじゃ勝てない相手に違いはないからな…。」
「でも、いつ再不斬が襲って来るか……。」
サクラちゃんが不安そうに聞くと、カカシ先生は一拍置いて、話した。
「…Aが居る限り大丈夫デショ。」
「は?」
「少なくともAが持つ“能力”欲しさに攫った筈だ、もしかしたらAがまた無意識の内に使って瀕死に追い込んでる、って事も考えとこうヨ。」
…あの時の水の壁!!
確かにA姉ちゃんが叫ぶと水が現れたりしたってばね…。
でも、それが能力がどうかなんて分かるはずも無く…。
「っし!面白くなってきたってばよ!」
「…この修行をやれば少なくともAを助けられる可能性が高くなるのか?」
「…さぁ?それは修行次第だヨ。」
そして、おっさんの孫のイナリって奴がやって来て
乱闘になりかけたのだった。
…………
31D/サイダーから引用
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悠沙(プロフ) - 前作のパスワード教えてください。 (2018年9月5日 23時) (レス) id: 8b0020531a (このIDを非表示/違反報告)
あお - 前作のパスワード教えてください。 (2017年3月9日 7時) (レス) id: f73bfdd085 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)れな(プロフ) - 前作を見ようとしたらパスワードがかかっていたので良ければ教えてください!p(´⌒`。q) (2017年1月28日 22時) (レス) id: e6bb0cb961 (このIDを非表示/違反報告)
かな - 私も気になったので、前作を見ようとしたらパスワードがかかっていたのですが(´;ω;`)パスワードが不明なら作者に問い合わせと書いてありました…よければ教えてください (2016年9月12日 16時) (レス) id: d9be1cf673 (このIDを非表示/違反報告)
ショコラム(プロフ) - 今この小説を見つけて一から見ようと思ったんですがパスワードがかかっていて見れないのですがいつから見れるようになるのですか?? (2016年9月12日 13時) (レス) id: 50d38edf10 (このIDを非表示/違反報告)
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