嘘でしょ ページ7
楓side
うっそーこんなに建物大きいと思わなかったーあ。
「でっかいねえ、玲。こん中探し回るの大変そー」
「姉さん、大丈夫だと思います。今建物内のカメラ映像ハッキングして探してます」
ビーーーーービーーーーー
「うわっ、?」
なんだよもう.....ビックリするじゃん
そう思い玲の方を向くと、なんと言うか、呆れたような、察したような表情で。
「.....姉さん。剣君たちの.....コンビって.....その.....罠にかかりやすい.....らしいんですよねえ.....えーっと.....かかってました。」
ずい、と見せられたパソコンの画面には2台の自動迎撃銃が今正に出てきている映像で。
「っ!?ここ、どこっ!?」
「急ぎましょう。この角を左ですっ」
玲が先頭をきって走る。
いくつかの角を曲がるといきなり玲が止まった。
「なにっ!?」
そのせいでおでこをぶつけてしまった私は半ば苛立ちぎみに聞く
「姉さん、よく聞いて」
「おま__しん__か?」
何て言ってるんだろう
聞こえない.....
「お前ら、侵入者か?って、剣君たちに聞いています」
「えっ!?じゃあ何でこんなところで止まってるの!?早くいかなきゃ」
「敵は10人です。剣君は足に怪我。僕たち二人が行ってもせいぜい戦えるのは姉さんと小雪ちゃんだけです。なら背後からグレネードかなにかで狙った方がいい」
.....確かにそうだけど!
そういおうとしたところで銃声が響く
「侵入者か、と聞いている。侵入者は排除対象だ」
敵が全員向こうに近づいてってる。
なら、今がチャンス。ポケットからグレネードを出す。
「よし。玲は剣?だっけ。連れて逃げて。」
「はい。小雪ちゃんにも説明します」
玲が言い終わると同時に動き出す
玲がたたた、と警備員らしき敵の横をすり抜ける。
「すみません、遅くなりましたあ!!」
敵が全員玲の方に銃を構えた.....。
あ、あぶない.....、けど助けにいけない.....っ!
「あ、赤月!弾き飛ばして!!」
ガキン
ガキンガキン
ガキン!!
飛んでくる銃弾をすべて異能が弾き返してる。
「玲!?どうしたの!?こんなとこに___」
「小雪ちゃん!詳しいことはあとです!!姉さんが後ろにいるので姉さんとコレ、倒してください!!僕は剣君を!」
「、う、うん!」
小雪?に話はつけたらしい。
ひらりひらりと弾丸を交わしながらこっちへ来た。
「剣君っ!銃弾の代えです!どうぞ!僕の方につかまってください、早く!!」
「お、おう、ありがとな」
「逃げますよ!!」
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作者名:青空 奏&立夏 x他1人 | 作成日時:2018年7月19日 19時