ピンチ！？ ページ6
小雪side
お腹すいた
眠い
疲れた
小雪「ねー剣、まだ―？」
剣「ﾁｯ、少し黙ってろ。
ﾀｸｯ、誰のせいでこんなことになったと思ってるんだよ」
剣君は、さっきからご機嫌斜め。
敵組織の本拠に潜入して三日。
昨日なんか、剣がぶちギレして、参った参った。
その間、ご飯は保存食少し、睡眠時間は0、お肌のケアも出来ないから、私のお肌もご機嫌斜め。
小雪「はあーーー」
大きなため息をついて、壁に寄りかかる。
すると、
ガチャｯ
ア、
コレハ、モシカシテ、
小雪「剣クン」
剣「何だよ」
小雪「変ナスイッチ、押シチャッタ・・・」
剣の顔が、一気に青くなる。
あぁ、ヤバイね☆
ﾋﾞｰーﾋﾞーー
《侵入者、侵入者》
ウィーン
天井から、二台の自動迎撃銃が出てくる
バーンバーン
剣「おい小雪手前ｪ」
小雪「仕方ないじゃん!」
全く、誰のせいなの！？(はい、私です・・・)
よし、んじゃ、やりますか！
異能力
『赤月』
《大鎌》
異能人形、『赤月』を出現させ、赤月の手首の鎖を大鎌にかえた。
キーーンキーーン
撃たれた玉を大鎌で切り、回避する。
剣「小雪！！」
小雪「オッケー、赤月！！」
赤月が一台の自動迎撃銃を壊す。
バーンバーン
そして、剣がもう一台の自動迎撃銃を銃で壊した。
ふぅ、一丁あがり！
イヤー、危ない危な
？「お前ら、侵入者か！？」
後ろからの声に、振り向くと10人の警備員がいた。
ヤベｯ
さっきの警報で駆けつけて来たんだ！
小雪「剣、とりあえず逃げるよ！」
剣「嗚呼、わかｯ」
バーン、バーン
剣「ぐｯ！？」
小雪「剣！？」
剣の足が赤く染まっている。
撃たれたんだ！？
どうすれば・・・
剣「おらああ！」
剣が銃を撃つ。
カチャ、カチャカチャ
剣「くそ、玉切れだ！」
ウソ！！？
私だけなら何とかなるけど、足を怪我して攻撃手段がない剣も一緒。
私だけでこの状況を何とか出来ない！！！
せめて、あと、1.2人、異能力者がいれば・・・
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作者名：青空 奏&立夏 x他1人 | 作成日時：2018年7月19日 19時
