9% ページ10
病室に入ると、顔に包帯を巻かれた少女･･･真理亜が窓の外を眺めていた。
昨日までは眠っていたんだが、目を覚ましたようだ。
ブチャラティ「目が覚めたんだな」
真理亜「･･･誰ですか？」
ゆっくりとブチャラティの方を見るその目は虚ろで光がなく、まるで死人のようだった。
ブチャラティ「俺はブローノ・ブチャラティ。負傷した君をここまで運んできたんだ。君は真理亜だね？」
真理亜「はい･･･あ、助けてくれてありがとうございました」
ブチャラティ「いや、いいんだ。それと･･･君のご両親の事なんだが･･･助けられなくてすまなかった」
真理亜「･･･やっぱり、お父さんとお母さんは助からなかったんですね」
ブチャラティ「･･･」
両親の死を聞いた真理亜の目からは、涙が一滴も溢れずにただ虚ろだった。まるでこの世の終わりを見ているかのように･･･
真理亜「もう私の居場所はないのね･･･私は一人だ」
ブチャラティ「いや、そんな事はない」
真理亜「え･･･？」
ブチャラティ「俺がお前の親代わりになってやる。絶対にお前を一人にさせない」
真理亜の頬に手を添え、真っ直ぐ真理亜の目を見てブチャラティはそう言った。
真理亜「どうして･･･そこまで私を？」
ブチャラティ「ふっ、お前の事が好きになったんだ」
真理亜「ペドフィリア？」
ブチャラティ「違う」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 128人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジョジョの奇妙な冒険」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
丹華 蓬＠沼暖かい(プロフ) - お、おう何でこう素晴らしい作品に限って更新停止なんだ？お願いします更新してくださぃ続きクッソ気になる。 (2019年9月17日 22時) (
レス) id: 3fce7d89ee (このIDを非表示/違反報告)
雷獄丸(プロフ) - モブサイコ100みたいで良いですねぇ！面白いです！これからも更新頑張って下さい！ (2019年4月10日 21時) (レス) id: c071576eae (このIDを非表示/違反報告)
ひなの(プロフ) - 更新ありがとうごさいます！ストーリーがとても面白く、めちゃくちゃ好きです！これからも頑張ってください^ ^ (2019年3月12日 10時) (レス) id: 1b0852daab (このIDを非表示/違反報告)
変態メロン(プロフ) - 更新頑張って下さい！マジに応援してます！ (2019年2月22日 17時) (レス) id: 142bd89f3a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：meniichan | 作成日時：2019年2月9日 20時
