検索窓
今日:7 hit、昨日:18 hit、合計:504 hit
生物は生きるために物を咀嚼し、嚥下する。

そんな単純な本能的行為に少しの『スパイス』を加えたいと思うのは君を愛しているからだろうか。

○夢主とジョジョキャラがご飯を食べるだけの話
○たまに食べ物じゃないものも食べます
○ほのぼのしてたり、失恋してたり不穏だったり(不穏なのには★が付いてます)
○友達だったり付き合ってたり片想いだったり
○結構設定盛り込みます
○口調が迷子
○全然リクエスト受け付けます

○メニュー○
・シーザー×晩御飯

・承太郎×人魚の煮付け★

・花京院×メロンソーダ

・DIO×アフタヌーンティー

・ディエゴ×シチュー★

5種類の結果パターン

いっぱい食べる君が好き - 2024年4月28日

「おいメイド。今日は何を作っている」
「今日はシチューです」
「そうか……」

先月、この屋敷の主人である老婦と結婚して晴れて旦那様となったディエゴさん。
彼はここ最近毎日のようにキッチンに来ては今日のご飯は何かと聞いてくる。

「お前の作る料理は旨いな」
「えっ」
「……すまん、変なことを口走った」
「もう、揶揄うなら出て行ってください」

ディエゴさんは罰が悪そうに出て行った。
……彼がこう私を褒める理由は知っている。
それは、老婦の料理に毒を入れるためだ。
彼が老婦と結婚したのはこの家の財産を全て相続するためである。
そんな野望を抱えている。……私には筒抜けと知らないで。
シチューを皿に盛る。そして服のポケットから小さな小瓶を取り出し……とある一つの皿に液体を数滴放った。



老婦とディエゴさんの食卓をメイド達が見守る。
ディエゴさんがシチューを一口食べ、嚥下する。それに続いて老婦もシチューを口に含んだ。

そして、時が来る。

ゴホッゴホッと苦しそうな咳が聞こえる。メイド達は動揺したのも束の間、そのままばたり、と倒れてしまったのだ。



……老婦が。

ディエゴさんは信じられないものを見ているような顔をした。
そりゃそうだろう。自分が殺そうとした奴が急に倒れた。毒を持っていないはずなのに。

えぇ、貴方は毒を持っていなくとも私が持ったのです。
私は貴方が手を汚すのが嫌だった。
貴方は、私の中だけでも高潔な貴公子でいてほしかった。

……そんな、単純なエゴである。

この作品には5種類の結果があります

お気に入り登録で明日違う結果をチェックできます


占いを作る感想を書く
他の作品を探す

ブログに結果貼り付け:

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この作品をお気に入り追加 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような占いを簡単に作れます → 作成
この占いのブログパーツ

作者名:ゆぅら | 作成日時:2024年3月17日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。