そんな単純な本能的行為に少しの『スパイス』を加えたいと思うのは君を愛しているからだろうか。
○夢主とジョジョキャラがご飯を食べるだけの話
○たまに食べ物じゃないものも食べます
○ほのぼのしてたり、失恋してたり不穏だったり(不穏なのには★が付いてます)
○友達だったり付き合ってたり片想いだったり
○結構設定盛り込みます
○口調が迷子
○全然リクエスト受け付けます
○メニュー○
・シーザー×晩御飯
・承太郎×人魚の煮付け★
・花京院×メロンソーダ
・DIO×アフタヌーンティー
・ディエゴ×シチュー★
5種類の結果パターン
いっぱい食べる君が好き - 2024年4月28日
「おいメイド。今日は何を作っている」
「今日はシチューです」
「そうか……」
先月、この屋敷の主人である老婦と結婚して晴れて旦那様となったディエゴさん。
彼はここ最近毎日のようにキッチンに来ては今日のご飯は何かと聞いてくる。
「お前の作る料理は旨いな」
「えっ」
「……すまん、変なことを口走った」
「もう、揶揄うなら出て行ってください」
ディエゴさんは罰が悪そうに出て行った。
……彼がこう私を褒める理由は知っている。
それは、老婦の料理に毒を入れるためだ。
彼が老婦と結婚したのはこの家の財産を全て相続するためである。
そんな野望を抱えている。……私には筒抜けと知らないで。
シチューを皿に盛る。そして服のポケットから小さな小瓶を取り出し……とある一つの皿に液体を数滴放った。
□
老婦とディエゴさんの食卓をメイド達が見守る。
ディエゴさんがシチューを一口食べ、嚥下する。それに続いて老婦もシチューを口に含んだ。
そして、時が来る。
ゴホッゴホッと苦しそうな咳が聞こえる。メイド達は動揺したのも束の間、そのままばたり、と倒れてしまったのだ。
……老婦が。
ディエゴさんは信じられないものを見ているような顔をした。
そりゃそうだろう。自分が殺そうとした奴が急に倒れた。毒を持っていないはずなのに。
えぇ、貴方は毒を持っていなくとも私が持ったのです。
私は貴方が手を汚すのが嫌だった。
貴方は、私の中だけでも高潔な貴公子でいてほしかった。
……そんな、単純なエゴである。
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作者名:ゆぅら | 作成日時:2024年3月17日 15時