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8話 ページ9

泉との婚約の件で暖かい部屋へと移動することが出来た。
身体も少しずつ良くしていかなければならないため薬の量も少しずつ増えていく。

「いい医者がいるから紹介するね」
「ありがとうございます……泉さん」

遠くから見ている夏目はとても悲しそうだ。
苦しいの他に何もなかった。
そばにいたのに急に遠ざけられるこの気持ちなんてAには分からないだろう。

「じゃ今日にでも連絡しておくからぁ」
「はい」
「Aちゃん、向こうであんずちゃん呼んでたヨ」
「え?本当ですか?行かないといけませんね。泉さん少し行ってきますね」

もう夏目には泉に向けている笑顔は見せていないだろう。
そして泉と二人きりになり夏目がこう口にする。

「ボクのAちゃんに触らないでって言ったのニ……」
「なぁに?そんなことでAの身体に負担かけたわけ?」
「ボクは絶対に諦めないかラ、どんな手を使ってでもAちゃんを取り戻す」

少しして戻ってくるAは首を傾げながら「あんずは呼んでないと言ってましたよ?」と言う。

「A安静にしてなよねぇ?」

そう言いいつも以上にAに触れる。
それを夏目は今にも呪いをかけそうな顔で見ていた。

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逆先るぅあ(プロフ) - ひなひな☆さん» 了解です♪今日中には出したいと思いますのでよろしくお願いします♪ (2016年11月25日 20時) (レス) id: cc059ffc4b (このIDを非表示/違反報告)
ひなひな☆(プロフ) - あの、凛月くんオチも読みたいです (2016年11月25日 20時) (レス) id: e20cc40eac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:逆先るぅあ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年11月21日 20時

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