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守護霊であるユニコーンに伝言を伝えたAは大急ぎでレイブンクロー寮の方角へと足を向けた。
___カロー兄妹はどうなったのだろうか？
そう思い意識を向けてみたが、先程の様にセブルスも含めた彼らの声が全く聞こえて来なかったのだ。
しかし、Aが高い塔の階段を登ろうとするよりも前に、廊下の曲がり角を曲がった所でレイブンクロー生を大広間へと引率するフリットウィック先生の姿が目に入った。
「先生！フリットウィック先生！」
姿をくらます為に着ていた手製の�狷�明マントもどき�瓩鮹Δ�去ってレイブンクローの列の前に姿を現すと、そこに居た全員が驚いた表情を見せた。
「A！どこに居たのですか__ずっと心配していたのだよ__姿も見えないままに、先程君のユニコーンが現れたものだから驚いたが」
「ごめんなさい先生、�猊�要の部屋�瓩鉾鯑颪靴討い�__ご心配をお掛けしました。あの、ところで、寮にハリーとルーナが来ませんでしたか？それに、カロー兄妹が現れたかと思ったのですが」
Aがそこまで言うと、先生はニコリと笑った。
「彼らなら、�猊�屋�瓩傍錣詬Э傭�を大広間に移動する様に告げに行ったよ。カロー達のことなら大丈夫だ__ミネルバが縛り上げ、杖を奪ったので、もう何も出来まい。さぁ、君も一緒に大広間へ」
先生にそう促され、Aもその列に入って大広間へと向かうことになった。
久しぶりに入った大広間は、天井の空が暗く星が瞬いていた。その下の4つの寮の長テーブルには髪も服もくしゃくしゃな寮生たちがあるいは旅行マントを着てあるいは部屋着のままで座っている。
いつもの様に寝床に入っていた生徒達は突然の事に、皆んな困惑の色を浮かべていた。
マグゴナガル先生からの説明に恐怖で震える生徒もいれば、怖い、と涙を流す者もいる___Aはマグゴナガル先生の側に立つ騎士団のメンバーの顔が目に入った。
そこには、数日前に__長期休暇から�牴搬沖瓩箸靴涜Δ撚瓩瓦気覆い�と誘ってくれたリーマスの姿もあった。
騎士団のメンバーや、不安そうな生徒達の顔を見て、Aの心臓はバクバクと嫌な音を立て続けた。
それは、これから始まる危険な戦場の中で、多くの�犹爿瓩�待っていることを指していた。
でも、これだけの何百という数の人の中から、何処にいる誰がどのタイミングでそうなってしまうかなんてAには一切解らない___ただ感じるのは、じわじわと広がる恐ろしい�牋猫瓩留討世辰拭�
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作者名：ひまわり。 | 作成日時：2021年10月3日 21時
