にわかだけど、ヒプマイの世界に転生しました【男主】

2日目やでー！この兄弟可愛すぎか？ ページ20

こんにちは〜特訓2日目で〜す。昨日激しいバトルをしてだいぶ消耗したから、今日は山田家でお勉強です。みんなで机を囲んで勉強するのっていつぶりだろ。いっつも勉強会という名のゲーム大会になっていたから、名実ともに勉強会をするのは久しぶりだ。
『やっぱり、ラップの腕をあげるには韻の踏み方を勉強した方がいいんかな？』
二郎「どうだろう…ラップバトルは韻の踏み方だけじゃなく、言葉の流れとか相手の放つリリックに対するアンサーを考えないといけないから、その辺りはバトルを重ねて身につけていくといいと思うな。もしかして、今日はそれを勉強するの？」
三郎「体験しないとダメなやつを勉強しようとしてもできないだろ、なんのために鉛筆やノートを用意したんだよ。」
二郎「あれ？今日はラップの勉強じゃないのか？」
三郎「今回はラップでも日常生活でも使える語彙力を養うための勉強だよ。まぁ、二郎は教える側じゃなくて教えられる側だろうけど。」
二郎「なんだと？！俺にだって同い年に勉強を教えることぐらいできるんだぞバカにするな！」
三郎「補修常習犯の二郎くんに、勉強は教えられないと思うんだけどな〜」
結構煽るね三郎くん。あっ二人がゲンコツされてる。何気にこの三兄弟のやりとり好きなのよ。なんかね、平和って感じがするから。特に最近は本気のバトルしたりぶっ倒れたりしたから癒し効果絶大なのよ。


『ねぇねぇ、ここの漢字ってなんて読むの？』
一郎「あぁ、それの読み方はな……」
二郎「にいちゃん、俺この字なんて読むか分からなくって…」
三郎「何でお前も一兄に勉強を教えて貰おうとしているんだよ。僕が教えてやるから、一兄の邪魔はするなよ。」


そうして、合間に喧嘩を交えつつも、充実した勉強会になった。本当山田家セラピー開設したら連日満員になるよこれ。Kawaiiに満たされているから。

最！終！日ーー！！……うん、この文字数じゃリズム合わないな→←特訓開始だ！

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