主人公になって原作とキャラを崩壊させるくらいなら、喜んでモブ役を務めます！【あんスタ】

なんとなく。 ページ11

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『飢えとか家がないとかでﾀﾋぬのは嫌なんで、


なんとか、生き延びる方法だけでも教えて下さい』




｢へェ、よく泣き止めたネ、感心したヨ｣




『一応鋼メンタルなので』





皮肉に聞こえなくもないが、


きっと彼なりに心配してくれている節はあるのだろう。




その証拠に彼は、私が泣き止むまでのおよそ五分間、

静かにして待っていてくれていたのだ。…うん優しい。





｢それでネ、キミが1年間此方で過ごせるようニ、


事前にキミをプロデューサーとしてESに登録しておいたヨ｣





『え、は…はあ』




だからこれがあったのか。


自分の首にかかった名札に目線を落とした。





｢ちなみにキミの設定は19歳、

リズムリンク専属プロデューサーだからネ｣



設定とか言わないでメタいよ夏目くん。




『なんで19歳なんですかそしてなんでリズリンなんですか』



なんでを連呼して聞くも



｢敬語やめなヨ、ボクより年上なんでショ

Aプロデューサー？｣



質問の答えになってない！！！！



そしてそして声に艶があるっ…本当に高校3年生…??



色気が漂いすぎてる。おかしい。そして顔がいい。




『仕事上年下にも敬語かもしれないけどサ、


ボクには敬語じゃなくていいからネ｣




うわぁ耳元で囁かないでくれ…




『わっ、わかった…よ』








｢…それデ、｢なんで19歳で、なんでリズリンか｣だったッケ｣




…おい時間差で答えてくれるなよ夏目クン。






｢それハ…｣

夏目くんが急に神妙な面持ちになり、緊張が走る。








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｢なんとなク｣『え』

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